スイカを食べるとき、種っていつもどうしてますか。
全部きれいに取って食べる派?それとも、取るのがめんどうで果肉と一緒に食べてしまう?
種は毒だとか、盲腸になるというウワサもありますが、どうやら種には栄養があるみたい。
スイカの種は本当に食べても大丈夫なのか、栄養や食べ方についてもご紹介します。

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スイカの種を食べると毒?

スイカの種を食べたらお腹が痛くなるとか・・
お腹のなかでスイカの芽が生えるとか・・

昔、だれかにそう言われたような気もしますが、本当のところはどうなのでしょうか。

結論から言えばスイカの種は食べても大丈夫です

スイカの外側の黒い皮(種皮)はとても硬く、果肉と一緒に種を食べてしまっても、ほとんど消化されずに体外に排出されます。もし消化されても、スイカの種はおもにたんぱく質や脂肪分でできているので心配ありません。

果肉と一緒に食べてしまっても毒にはならないし、虫垂炎になるというのも迷信。お腹のなかでスイカの芽が出てくることもないです。笑

ただ、栄養があると言われているスイカの種も、消化吸収されずに排出されてしまうということは、そのまま食べても意味はないということになりますね。

スイカの種を食べる文化のある中国では、種をどのように食べているのでしょうか。

スイカの種の食べ方は?

そのまま食べても栄養にならないスイカの種。
それではどのように食べればよいのでしょうか?

中国では、スイカの種を煎っておやつに食べるそう。
こちらは甘草瓜子というスナック菓子です
 

 
日本のスイカの種とは違って、平べったい大きな種。
この種を丸ごと口に入れて、歯で器用に殻を割り、なかの白い実だけを食べます。

日本人にはちょっと難しいワザですよね。
きれいに皮をむけたときの達成感もあり、一度食べ出すとやめられなくなるそうですよ。

スイカの種は煎って食べる

スイカの種は、瓜子のように煎って味をつけ、黒い種皮を取って白い胚の部分を食べます。

乾燥させた種をフライパンで乾煎り。
皮をむき塩で味つけして、食べてみてくださいね。

スイカの種には、黒と白の種がありますが、
白い種は胚の生長が止まったり、胚のない無胚種子。

基本的に食用にするのは、胚のある黒い種です。

また、スイカやブドウなどの種には、ABA(アブシジン酸)という酵素阻害物質が含まれています。これは、消化に必要な酵素を妨げるもの。

そのため、スイカの種を生のまま食べるのは健康にリスクがあるとも言われています。

果肉と一緒に数粒の種を食べる程度なら大丈夫ですが、栄養があるからと言って生のまま大量に食べるのはやめたほうがよさそう。ABA(アブシジン酸)は加熱することで除去できるので、スイカの種は火を通して食べてくださいね。

スイカの種にはどんな栄養がある?

種にも皮にも、栄養が豊富に含まれているスイカ。

スイカはとっても古くから食べられていて、ツタンカーメンの墓など3000〜4000年以上前に作られたエジプトのお墓からも、スイカの種が発見されています。

そんなスイカの種には、たんぱく質や脂質のほか、ビタミンやミネラルなど、以下のようなさまざまな栄養成分が含まれています。

スイカの種に含まれる栄養成分
たんぱく質・リノール酸
ビタミンB6・ビタミンE・葉酸
銅・カリウム・マグネシウム・モリブデン

アミノ酸の再合成を手助けする補酵素のビタミンB6や、夏の貧血対策に効果的な葉酸。
熱中症予防に効果的なカリウムなどのミネラルも比較的豊富に含まれています。

 
スイカの赤い果肉には、βカロテンやリコピン。
そして、意外にも栄養豊富な皮や種も一緒に、丸ごと味わってみてはいかがでしょうか。

おわりに

スイカの種は、排出されるので食べても大丈夫。
ただ、生で大量に食べるのはリスクがありそうです。

スイカの種を食べるときは、黒い種を加熱して、なかの胚の部分を食べてみてくださいね。
煎って食べるほかにも、煮出してお茶として飲むこともできるみたいですよ。

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