しぼったあとのレモンの皮、そのあとどうしていますか?
私もなかなか皮まで活用できていないのですが、レモンの皮に含まれるクエン酸やリモネンがイイ仕事をしてくれるんですよ。
ということで今回は、レモンの皮を使ったお掃除の方法や、そのほかの活用法ついてもいくつかご紹介したいと思います。
もくじ
レモンの成分について
レモンを食べて酸っぱいと感じる成分「クエン酸」。
これが、掃除の面で大活躍してくれます。
クエン酸は、アルカリ性を中和させる性質を持っているので、アルカリ性の汚れを浮かせて落ちやすくしてくれるんですね。
たとえば、水あかや石けんかす、鍋の黒ずみなどの汚れに特に効果的です。
また、レモンの皮に含まれる「リモネン」という精油成分。
こちらは、油汚れを落としてくれる効果があるんです。
それでは、まずはお掃除の方法から、具体的に見ていきましょう。
お掃除に使ってみよう
シンクや蛇口の水垢汚れに
シンクの水あかや蛇口などのステンレスの部分を、レモンの切り口でこすります。
クエン酸の効果で、水あか汚れもスッキリ。ピカピカになりますよ。
コンロの周りの油汚れに
油汚れでベタベタしているところを、レモンの切り口でこすります。
リモネンという成分が、油汚れを溶かしてくれてよく落ちますよ。
クレンザーを使う前に、ぜひ試してみてくださいね。
電子レンジの掃除に
レモンの皮の部分を1個分くらいを庫内に入れ、1分加熱します。
汚れがあれば、皮の部分でこすってみてくださいね。
汚れもにおいもスッキリと取れますよ。
捨ててしまうレモン汁がある場合は、キッチンペーパーに浸して、拭き掃除するのもよいと思います。
同じ柑橘系のみかんにも、リモネンとクエン酸が含まれています。
みかん洗剤の作り方は、こちらの記事をご参考くださいねfa-hand-o-down
調理道具や食器類にも使ってみよう
まな板の汚れ落としに
レモンの切り口をまな板にこすりつけたあと、すこし置いて洗い流します。
においも取れて、抗菌効果も期待できますよ。
洗い流したあとは、しっかり乾燥させてくださいね。
ガラス磨きに
グラスなどのガラス製品や鏡のくもり取りにも使えます。
レモンの切り口の白い部分に塩をつけて磨きます。
肉厚の皮は、キッチンスポンジの代わりとして使ってもよいですね。
茶しぶ落としに
こちらも、同じようにレモンの皮に塩をつけて使います。
塩素系の漂白剤を使いたくない方には特におすすめですね。
ポットなど火にかけられるものは、水とレモンの皮を入れて沸騰させて落とす方法もあります。
アルミ鍋の黒ずみも、この方法で落とせますよ。
その他の活用法
虫除けに
これは私にとっては新発見だったのですが、レモンの皮をなんと虫よけに使います。
レモンの皮をすりおろしたり小さく切って乾燥させ、ドアや窓辺につるしたり、部屋の隅に置いておきます。
クローゼットや、引き出しの中に入れておいてもいいですね。
ゴキブリや、蚊、ハエなどの害虫を寄せ付けない効果があるみたいですよ。
消臭剤として
ゴミ箱にレモンの皮を入れておくと消臭してくれます。
生ごみをレモンの皮と一緒に捨てるのもOK。
また、冷蔵庫にレモンの皮を入れておくと、さわやかな香り&イヤなにおいを消してくれます。
調理の時に手についた油汚れや、指先に魚などのにおいがついた時にも、レモンの切り口でこすると、汚れやにおいがとれます。
捨てる前のレモンがあったら、ぜひ試してみてくださいね。
レモンのさわやかな香りでリフレッシュ
お掃除やお皿洗いなど、いろんな方法でレモンの皮を活用したあとは、よい香りのおまけつき♪
レモンの香りが部屋中に広がって、リラックス効果が期待できますよ。
アロマの効果で気持ちまで明るくしてくれて、一石二鳥ですね。
まとめ
レモンの皮を捨てる前に、気になるところをサっとお掃除!
いままで捨ててしまっていた方も、どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ活用してみてくださいね。
洗剤や漂白剤よりも安心して使えますし、環境にもやさしく、よい香りでさわやかな気分になりますよ♪