みかんの皮で洗剤を手作りしてお掃除に!作り方は煮るだけ浸けるだけ

冬になると、毎日1つはみかんを食べています。
筋や皮にも栄養があるってわかってるけど、皮はやっぱり食べられない。
陳皮を作るのもなんだか面倒くさそうだし・・・

そんな時は、みかんの皮で洗剤を作って、掃除に活用してみませんか?
煮るだけ、浸けるだけで、意外に簡単に作れるんですよ!

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みかんの成分「リモネン」

みかんには、リモネンという精油成分が含まれています。
このリモネンに、油汚れを落としてくれる効果があるんです。
市販の洗剤にもリモネンが使われたものがありますよね。

レモンの皮で掃除する方法についてもご紹介しましたが
みかんの皮にも、油分を分解し、しつこい油汚れを落としてくれる効果があるんですよ。

それでは、さっそくみかん洗剤の作り方です。
みかんの皮をお鍋で煮て作る方法と、エタノールに浸けて作る方法の2種類ご紹介します。

みかんの皮を煮る方法

作り方

材料
 みかんの皮 4個分
 水 500㎖

手順
1. 鍋にみかんの皮と水を入れて火にかける。
2. オレンジ色の煮汁になるまで15分くらい煮る。
3. 皮を取って冷ましたらできあがり。

最後に、重曹を大さじ1杯くらい加えてもOK。
重曹入りみかん洗剤のできあがりです。

もちろん、重曹を入れなくても、しっかり汚れは落ちますよ。

使い方

できあがったみかん洗剤は、雑巾につけて使ってもよし。
スプレーボトルに移し替えてもよし。

コンロまわりの油汚れや、電子レンジの汚れ落としにもぜひ。
ベトベトのお皿を洗う前に、ひと吹きスプレーしてもよいですね。

また、フローリングのつやだしワックスとしても使えるそう。
みかん洗剤を使ったあとは、乾拭きして仕上げます。
ただし、無垢材や白木の床には使えませんのでご注意くださいね。

みかんの皮を煮ただけの洗剤なので、念のため2週間以内に使い切ってくださいね。

エタノールに浸ける方法

作り方

材料
 みかんの皮 4個分
 消毒用エタノール 200㎖

手順
1. みかんの皮をちぎって乾燥させる。
2. 瓶に入れ、消毒用エタノールを注ぐ。
3. 1~2週間、日の当たらない場所におく。

使い方

こちらのみかん洗剤も、リモネンが油汚れをしっかり分解して落としてくれます。
魚焼きグリルや換気扇などの、がんこな油汚れにもおすすめですよ。

おわりに

栄養たっぷりのみかんの皮、今回は洗剤としての活用法をご紹介しました。
リモネンはもちろん、みかんの皮にはクエン酸も含まれているので、水あかを取るのにも使えます。
みかんの皮を捨てるのがもったいないな~と思ったら、ぜひ一度試してみてくださいね。

洗剤を作るのも面倒という方は、レモンの皮と同じように、そのままみかんの皮でこすっても汚れ落としになります。
皮を使ったお掃除方法は、こちらの記事をご参考くださいね。

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