
昔も今も、子どもたちの大好きなシャボン玉遊び。
めいっこも小さいころからシャボン玉が大好き。大人でも童心に返って楽しめますよね。
ただ、シャボン玉液って、あっという間になくなってしまいませんか?
シャボン玉液は、洗濯のりを使わずに家にある身近な材料で作ることができるんですよ。
もくじ
シャボン玉液は何でできている?
一般的に、シャボン玉液には界面活性剤と微量の増粘剤が入っています。界面活性剤相当分は3%以下とごく少量に制限され、97%以上が水でできています。
日本製のシャボン玉には厳しい安全基準が定められていて、商品ごとに検査をおこない、合格したものにはSTマークが表示されています。
こちらは、ダイソーのシャボン玉液 5本入り。
日本製で、STマークの表示もあります。
シャボン玉液に入っている界面活性剤
シャボン玉液に必ず必要な界面活性剤。
界面活性剤とは、石鹸や洗剤のような洗浄と起泡作用を持つ化合物で、水に界面活性剤を加えることで、シャボン玉の薄い膜を作れるようになります。
手作りする場合は、界面活性剤の割合が高い食器用洗剤と洗濯のりを水に加えることで、より割れにくいシャボン玉を作ることができるんですよ。
このとき、洗濯のりは、PVA(ポリビニルアルコール)という表示があるものを使用します。
でんじろう先生のシャボン玉液
米村でんじろう先生直伝のオリジナルシャボン玉液は、結構有名ですよね。
こちらも水に食器用洗剤と洗濯のりを加えたもの。
作り方は、容器に水と洗濯のりを2:1の割合で入れ、これを合わせた量の1/10~1/20の中性洗剤を加えて、泡立たないように混ぜるだけです。
https://youtu.be/o9V_va3Xzx4
洗濯のりは100均でも購入できますが、買っても普段使わないという方も多いですよね。
そこで今回は、家にある材料を使った簡単なシャボン玉液の作り方をご紹介します。
シャボン玉液を洗濯のりなしで作る方法
せっかくシャボン玉液を作るのなら、割れにくいものを作りたいですよね。
シャボン玉が割れる原因として、水分が蒸発しやすく乾燥に弱いという点がありますが、粘り気のある洗濯のりを使うことで、割れにくいシャボン玉液を作ることができるんです。
そこで今回は洗濯のりの代わりに砂糖を使います。
砂糖にもベタベタとした粘りがあり、水分の蒸発も防いでくれるので、割れにくくて強いシャボン玉の膜を作ってくれますよ。
シャボン玉液の材料
使用する砂糖は、グラニュー糖がおすすめです。
グラニュー糖は純度が高く、割れにくいシャボン玉を作ることができます。
なければ上白糖でも大丈夫です。
食器洗い洗剤 : 5㎖(小さじ1)
グラニュー糖 or 上白糖 : 5ℊ(小さじ1強)
シャボン玉液の作り方
シャボン玉液の作り方はとっても簡単です。
材料を混ぜるだけで作ることができますよ。
2 洗剤を加え、泡立てないように混ぜる
3 完全に混ざったらできあがり
混ぜるとき、液が泡立たないように、静かにかき混ぜるのがポイントです。
砂糖入りなので、手に付くとべとつきがあります。
食器洗い洗剤を使わずに作る方法
小さな子どもも遊ぶシャボン玉。
できれば界面活性剤の入っていない、より安全な材料を使って作りたいですよね。
こちらは、食器洗い洗剤を使わない作り方です。
無添加の粉石けん : 5ℊ
砂糖 : 少し
1 材料をよく混ぜ合わせる
粉石けんが溶けやすいぬるま湯を使います。
粉石けんを溶かしたものは、時間が経つと粘りがでるので、作りおきはできません。
おわりに
洗濯のりを使わなくても手軽に作れるシャボン玉液。
何が入っているか目でみて分かるのも安心ですよね。
家にある材料で簡単に作ることができるので、ぜひ手作りして楽しんでみてください。