小さな花びらがまるで青い星のように見えるブルースター。
とっても可愛いお花で、切り花やブーケでもよく使われます。
西洋では、結婚式や男の子誕生のお祝いに使われる幸せの花。
5月ごろの開花に向け、そろそろ花芽をつけているころです。
秋まで長く咲いてくれる花なので、これから育てて楽しんでみませんか♪
ブルースターってどんな花
本当の名前はオキシペタラム。通称ブルースターで多く出回っています。
瑠璃唐綿(るりとうわた)という別名もあります。
花言葉は「信じあう心」「幸福な愛」「星の精」。
可愛いお花にぴったりの素敵な花言葉ですね。
花びらの色は、咲き始めは紫がかった薄い青色で、だんだん青みが増し、咲き終わりのころは、ほんのりピンク色を帯びます。
ブルーのほかに、ピンク色や白、八重咲きの花も流通しています。
ブルースターは、毎年花を咲かせる多年草。
ですが、2~3年育てると株が老化し、花つきが悪くなってきます。
植えつけ 4月~7月
肥料 5月~10月
ブルースターは、種の収穫が可能です。
花が終わったあと、大きなさやができ、中にふわふわの綿毛のついた種が入っています。
春に種を巻き、夏の花期のあと種を収穫、そしてまた春に種をまきます。
ブルースターの種の収穫や種まきの方法については、こちらの記事もどうぞfa-hand-o-down
ブルースターは、このように種まきして育てたり、さし木で増やすこともできます。
初めて育てる方は、苗から植えて育てるのがおすすめです。
fa-hand-o-downこちらのお店では、栽培管理を行いながら、通年、苗を販売されています。
レビューもよいので、参考になさってくださいね。
ブルースターの育て方
ブルースターは、お日さまが大好きなお花。
寒さにちょっとだけ弱いですが、丈夫な花で、長く花を楽しむことができます。
暖地では、屋外で越冬することもできますよ。
苗を植えつけたら、日当たりと水はけのよい場所で育てましょう。
苗の植えつけ
植え付け時に、市販の草花用培養土に、元肥として緩効性肥料を混ぜておきます。
根鉢を崩さず、やさしく植えてくださいね。
地植えもできますが、霜や梅雨の長雨に弱いので、鉢植えがおすすめです。
日当たりと水やり
日当たり
よく日の当たるところで管理します。
ブルースターは、ブラジル原産なので、高温下でもよく育ちます。
梅雨の季節は、軒下に移動させるか、雨よけをしてあげてくださいね。
水やり
お水は、土が乾いたらしっかりとあげます。
ただ、水をやりすぎて過湿になると根が傷むので注意しましょう。
花に雨や水がかかると斑点状に色抜けするので、水は株元にあげてくださいね。
肥料
追肥は、生育が盛んな初夏から秋口まで、月2~3回、液体肥料を与えると、長く花を咲かせてくれます。
固形の肥料でもOKです。
冬の間は、肥料をやらなくても大丈夫です。
切り戻し
次々と花を咲かせ、草丈もぐんぐん高くなるので、添え木をしてあげます。
または、切り戻しをすることで株をコンパクトに仕立てることができます。
切り戻しの時期は、夏にひと通り花が咲き終わったころ。
そうすれば、枝分かれして、秋までたくさんの花を楽しむことができます。
切る場所は、必ず葉のある上の部分で、すこし茎を残してカットします。
切り戻したあとは、液肥を与えます。
また、花が咲いたあとは、こまめに花がらを摘み取ってくださいね。
ほうっておくと、種の入った実がついて、株に負担がかかってきます。
種を採取したい場合は、こちらの記事もご参考くださいfa-hand-o-down
fa-exclamation-triangle注意点
切り戻しをする時、切り口から白い樹液が出てきます。
かぶれることもありますので、気をつけてくださいね。
冬越し
ブルースターは、暖地の場合、霜に当たらないようにすれば冬越しできます。
秋になり、花がすべて終わったら、株元から15㎝くらいのところで茎を切り、ベランダや軒下に移動させて、冬越しの準備をします。
関東地方より北の寒い地域は、室内で管理するとよいそうです。
なので、冬越しさせる場合は、鉢植えがおすすめです。
おわりに
とっても可愛いブルースター。眺めているだけで癒されますよね。
私もベランダで育てているのですが、無事冬越しできました。
春になり、今つぼみがたくさんついてて、花開くのが今から待ち遠しいです♪
ブルースターは丈夫なので、わりと育てやすい花です。
ポイントは、日が当たる場所で乾燥気味に育て、雨や霜にあたらないようにしてあげること。
多年草ですが、2~3年育てると株が老化し、花つきが悪くなってきます。
その時は株を更新して、また種か苗から育ててみてくださいね。
また、種やさし木でも増やせるので、私も今度挑戦してみたいと思ってます。