新生姜の旬は夏じゃない?本当の時期はいつ?新生姜おすすめレシピも

辛味が少なくやわらかくて美味しい新生姜。
夏が旬のイメージがありますが、本当の旬は違うんです。
新生姜のおいしい季節を知って、旬を味わってみませんか?
新生姜でぜひ作ってほしいジンジャーシロップやドリンクの作り方もご紹介します。

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新生姜がよく出回る時期は?


新生姜は、初夏から夏のあいだ、スーパーに並んでいるのをよく目にします。
そのため「新生姜の旬は夏」という印象が強いですよね。

夏に売られている新生姜は、実はハウス栽培によって育てられたもの。
暑い時期に新生姜を求める人が多いせいか、植えつけ時期をずらしてハウス栽培することで、本来は秋に収穫される生姜を夏に購入できるようになったのだそう。

ハウス栽培の生姜は、秋に植えつけをし、春から夏にかけて収穫が可能となります。

それでは、露地栽培の新生姜はいつが旬なのでしょうか?

新生姜の本当の旬は秋

夏が旬というイメージが強い新生姜。
実は、新生姜の旬は秋なんです。

ハウス栽培のものとは違い、露地栽培の生姜は春先に種生姜を植えつけます。
そして、秋に入って収穫。

秋のはじまりの新生姜はまだ小さく、10月後半からだんだんと大きくなっていきます。
路地物の新生姜は、霜が降りる前の11月ごろまでが収穫時期になります。

やはり、店頭にはハウスものが多く、秋にはなかなか見つけられないかもしれませんが、もし見つけたら、元々の旬の新生姜を一度味わってみてはいかがでしょうか。

新生姜と根生姜との違い

新生姜と、もうひとつのよく見る生姜。
こちらは、根生姜とか、ひね生姜とも言われます。

それでは、新生姜と根生姜の違いはなんでしょうか。

新生姜は、採りたての白い生姜のこと。
根生姜は、新生姜を2~3ヵ月おいて乾燥させたものです。

一年中スーパーに並んでいる茶色っぽい生姜が根生姜と呼ばれているものですね。

根生姜は寝かせることで繊維質になり辛みも増し、水分も抜けてかたいのが特徴ですが、新生姜は根生姜よりも辛みが少なくほのかに甘みもあり、みずみずしさがあって食感もやわらかいのが特徴。

新生姜で作る自家製のガリなんかは美味しいですよね。

さて。新生姜が手に入ったら、ガリも美味しいですが、お手製のジンジャーシロップでドリンクを作ってみるのはいかがでしょうか。
今回は、冷たいドリンクとホットドリンクの2種類ご紹介します。

新生姜おすすめレシピ

ジンジャーシロップ

まずは、基本のジンジャーシロップの作り方。
夏はアイス、冬はホットで。
シロップを作っておけば、手軽にドリンクを楽しめますよ。
ヨーグルトに入れたり、お料理の調味料としても使えます。

ジンジャーシロップ
材料(作りやすい分量)
・新生姜:200g
・砂糖 or はちみつ:200g
・水:100㎖
・レモン汁:大さじ1

作り方
1. 鍋に皮ごと薄切りにした新生姜と砂糖を入れる。
2. 1時間おいて、水分が出てきたら火にかける。
3. 水を加え、弱火で15~20分煮る。
4. 最後にレモン汁を加える。

煮沸消毒した瓶に入れ、冷蔵庫で1~2週間保存できます。
鍋に残った生姜もいただけます。

自家製ジンジャーエール

ジンジャーシロップを炭酸水で割って。
手軽に水やお湯でも割っても美味しいです。

ジンジャーエール
材料(1杯分)
・ジンジャーシロップ:大さじ1
・炭酸水:100~150㎖

作り方
グラスにジンジャーシロップを入れて炭酸水を注ぐ
割合はお好みでどうぞ。煮た生姜を入れても◎

ホットジンジャーレモネード

寒い日には、生姜で体もぽかぽかに。
風邪予防や、風邪ひきさんにもおすすめです。

ジンジャーレモネード
材料(1杯分)
・ジンジャーシロップ:大さじ1
・レモン汁:小さじ1
・スライスレモン:お好みで

作り方
1.ティーカップにジンジャーシロップを入れてお湯を注ぐ
2.レモン汁を加え、好みでレモンを浮かべる

おわりに

新生姜の本当の旬は10~11月ごろ。
でも、実際には秋にはあまり店頭に並んでないかもしれないですね。

夏によく出回る新生姜ですが、もし秋深まる頃に見かけたら、旬の新生姜でホットジンジャードリンク作ってみるのはいかがでしょうか。
体も温まり、免疫力もアップさせてくれる効果も期待できますよ。

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