チューリップの花が終わったら?球根を掘り上げる時期と方法は?

秋に植えたチューリップの球根が、きれいな花を咲かせてくれました。
また来年の春も咲いてくれるといいな~と思います。
そのために、花が咲き終わったあとは、球根のお手入れをしてあげます。
今回は、翌年もチューリップの花を楽しむために、球根を掘り上げる時期や、球根の保存方法についてご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

花が終わったあとの管理

チューリップの花を楽しんだあとは、また来年もきれいな花を咲かせる準備をしましょう。
チューリップは、秋に植えて越冬し、春に花を咲かせ、夏には休眠する球根のお花です。
春に花が終わったら、球根に栄養を与えて大きくし、そのあと掘り上げて保存します。

全体の流れはこんな感じです。

 1. 花がらを摘み取り、球根を充実させる
 2. 葉が枯れ始めたら、球根を掘り上げる
 3. 球根を乾燥させて、秋まで保存する

それでは、順番にくわしく見ていきましょう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハイポネックス原液 NEWレイシオ800ml
価格:754円(税込、送料別) (2018/4/5時点)

1. 球根に栄養を与える

5月ごろ、チューリップの花が終わったら、なるべく早めに花がらを摘み取ります
花のすぐ下で切り、軸や葉は残しておきます。
残った緑の部分で光合成をして、球根に栄養を届けてくれますよ。
花を早めに切ることで、球根へ栄養を与える期間が長くなります。

そのあとは、日当たりの良い場所で、水と肥料を与えて育てます。
肥料は、液体肥料を週に1回程度。

この葉だけの時期に十分水と肥料を与えて、球根を肥培しておきます。
そうすることで球根が充実して、来年花を咲かせてくれます。

葉が黄色くなってきたら、いよいよ球根を掘り上げます。

2. 球根を掘り上げる

6月ごろ、葉が黄色くなって枯れ始めたら、球根を掘り上げる合図です。
梅雨のころには、球根は大きくなってるかなと思います。

球根を掘り上げたら、陰干しして乾かし、土を落とします。
球根のすぐ上で茎を切り、根も切り落とします。

球根は分球して、大きいものや小さいものができます。
大きい球根ほど翌年に花を咲かせる可能性が高く、小さいものは花が咲かない場合が多いので、たくさん子球ができたら、大きめの球根を選んでくださいね。
買った時の球根の大きさの2/3くらいの大きさなら、咲いてくれると思います。

3. 球根を乾燥させて保存


球根はネットなどに入れ、風通しのよいところで秋まで保管します。
保存のポイントは湿気がないこと。
冷蔵処理はせず、乾かしておくだけで大丈夫です。

また、球根は傷つくと芽が出ないことがあるので、傷つかないように注意しましょう。

保存の際、種類や色など分かるようにしておくとよいですね。

また秋になったら、球根を植えつけましょう。
植えつけ時期は、10月から11月ごろ。楽しみですね♪

おわりに


チューリップの球根の寿命は2年が限度ですが、花が終わったあともしっかりお世話してあげることで、3年4年と咲くこともあるそうです。

緑の葉だけになった時期に、球根を大きくさせることが一番のポイントです。
この春楽しませてくれたチューリップにお礼の肥料をあげて、大事に育ててみてくださいね。

そして、また来年もかわいい花が咲いてくれますように♪

スポンサーリンク
おすすめの記事