ヒルドイドフォームのジェネリック 泡状スプレーを使ってみました

ヒルドイドのジェネリック医薬品「ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%」を処方してもらいました。
泡で出てくるヘパリン類似物質を使うのは、今回はじめて。
このタイプには、ヒアルロン酸が含まれているので、しっとり感に期待ができそうです。
使用感のほか、薬価や添加物についてもご紹介します。

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ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%[日本臓器]

私が処方されたのは、日本臓器製薬のヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%。
ノンガスタイプの皮膚保湿剤です。

おもに下半身にある患部にヒルドイドローションを使っていて、今回、後発品でさらにしっとりするこちらを先生にすすめられました。

ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%は、ヒルドイドのジェネリック医薬品です。
日本臓器のほかに、ポーラファルマ、日東メディックの合わせて3社が発売しています。

2019年1月、3社から200g容量製剤も発売されています。

成分・含量

1g中 ヘパリン類似物質3.0mg

効能効果

保湿作用と血行促進作用があり、皮膚の乾燥性症状を軽くし、使用部位の血行を促進し、血行障害に基づく痛みや腫れを軽くします。
通常、以下の治療に用いられます。

血栓性静脈炎(痔核を含む)
血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)
凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防
進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症
外傷(打撲、捻挫、挫傷)
後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎
筋性斜頸(乳児期)

薬価

1本(100g)1,470円です。(1g14.7円)
200g入りは、2,940円。

禁忌

次の場合は使用しないこと。
➀ 出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)がある 
➁ 僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される

ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%の使い方

ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、無色澄明なローション剤。
においはありません。
ポンプを押すと、白い泡状の吐出液が出ます。

1プッシュを、手のひら2つ分の広さに塗り広げて使います。

使用上の注意

泡状スプレーの使用上の注意は、
 ➀ 振らないこと
 ➁ 逆さにしないこと
 ➂ スプレー部分を洗わないこと

フォーム状のものって、ついつい振ってしまいそうですよね。笑

ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使用感

泡状スプレーはやわらかい泡で、広い範囲によ~く伸びます。
ワンプッシュするとこんな感じ。

この泡状スプレーには、ヒルドイドには入っていないヒアルロン酸が配合されているんです。
なので、使用感はとってもしっとり。
(ポーラファルマ、日東メディックもヒアルロン酸入り。)

実際に使ってみて、この泡タイプは、秋冬向けかなと思いました。
夏場はベタっとしそうなので、ローションタイプがいいかも。

でも、すごく伸びがよいので、広い範囲を保湿するにはとてもよさそうです。
添加物には、以下のものが入っています。

添加物
グリセリン、精製ヒアルロン酸ナトリウム
1,3-ブチレングリコール、ラウロマクロゴール
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60
ステアリン酸ポリオキシル40、D-ソルビトール
パラオキシ安息香酸メチル
クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物

おわりに

ヘパリン類似物質の泡状スプレーは、泡がよく伸びるし、しっとりした使用感でした。
夏場にはベタつくかもしれませんが、使ってみて、またレビューしたいと思います。

美容目的での処方が拡大したことで問題視されているヒルドイド。
ヒアルロン酸入りのこのタイプも魅力的ではありますが、適応症でない美容目的では使用しないようにしたいですね。

 
私は、いつもの保湿ケアには、個人輸入サイトで購入したヒルドイドフォルテを使っています。こちらは、日本で処方される、約1.5倍のヘパリン類似物質配合。よかったら参考になさってください。

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