低血圧だから寝起きが悪いのはウソ?原因は自律神経の乱れだった?

私、低血圧だから朝が弱いんです。ってよく聞きますよね。私のまわりにもいますし、私自身もそうだと思ってました。笑
でもそれって本当なのでしょうか。朝起きられないのは、ほかにも原因があるのかも・・?
今回は、自律神経との関係に注目してみました。

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低血圧だから朝起きられない?

低血圧の人は寝起きが悪い。
これってよく言われてますよね。低血圧と寝起きには、実際に何か関係があるのでしょうか。

低血圧には国際的な診断基準がなく、確定的な定義はありませんが、一般的には最高血圧が100mmHg以下の状態のことをいいます。

低血圧には、病気やけがが原因で起きるものや、遺伝や体質によるものもあります。病気が原因の低血圧は、もちろん病院での治療が必要です。

今回注目したいのは、自律神経の乱れからくるもの。
低血圧の人は、自律神経が乱れやすい傾向があるんですって。

低血圧だから朝起きられないのではなく、自律神経が乱れているから朝起きられないのかもしれません。

寝起きの悪さは自律神経が原因

朝の目覚めが悪い原因のひとつとして、自律神経の乱れが考えられます。

低血圧の人は自律神経が乱れやすく、朝の目覚めが悪かったり、なかなか起きられなかったりします。そのほかにも不眠や倦怠感があったり、慢性的な肩こりや冷え性、めまいなどの症状が出ることもあります。

不規則な生活をしていたり、女性の場合は、生理の前などにも自律神経が乱れやすくなります。また、季節の変わり目や寒暖差があるときにも、自律神経のバランスが乱れやすいので注意が必要です。

 
朝の目覚めが悪かったり、なかなかエンジンがかからないときは、自律神経のバランスが乱れていないか、一度生活を振り返ってみるとよさそうです。

自律神経の乱れを整えよう

自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、互いに相反するように働いています。

たとえば、仕事をしたり緊張しているときは交感神経が活発になり、休んだりリラックスしたりするときは副交感神経が活発になります。
この切り替えがうまくいかなくなると、朝の寝起きも悪くなってしまいます。

自律神経の乱れには、生活習慣のほか、ストレスも関与しています。ストレスを受けて交感神経が優位になり続けると、体の不具合を起こしたり、睡眠にも影響を及ぼします。

ストレスや疲れがたまっているなと感じるときには、夜も寝つきが悪かったりしますよね。

そんなときは、深~く深呼吸してみるのも、交感神経の緊張を和らげる方法のひとつとしておすすめです。

なにか自分に合ったリラックス方法を見つけて、副交感神経を活発にしていきたいですね。

生活リズムを整えて規則正しい生活を

自律神経のバランスを整えるためには、規則正しい生活を送ることも大切です。

毎朝起きれなくて、ついつい夜ふかしが続いてしまうことってありませんか?
私もこの悪循環がなかなか経ちきれないんですよね。

このような場合、低血圧だから朝起きられないというよりも、睡眠不足のほうが原因かも。

また、朝ご飯をしっかり食べたり、起きてからストレッチなどの軽い運動をすることでも交感神経を活発にすることができます。運動は、心臓のポンプ力も高め血行もよくしてくれます。

不規則な生活を改めて、生活習慣を改善すること。
これって簡単そうでなかなかできないのですが、まずは早寝早起きでなく早起き早寝から。

眠い朝、がんばって起きれたら、太陽の光を浴びることから初めてみてはいかがでしょうか。

おわりに


低血圧と寝起きの悪さには、直接的な関係は無いようですね。
症状がつらいときは、受診してきちんと診断してもらう必要がありますが、規則正しい生活が送れているか、一度振り返ってみましょう。

大切なのは、食事や睡眠といった基本的な生活リズムを整えることです。そして、心を落ち着ける自分なりのリラックス方法も見つけてみてくださいね。

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