春になると、濃いブルーの可愛い小花を咲かせるベロニカオックスフォードブルー。
とっても素敵な名前ですよね。私も大好きな花です。
植えっぱなしOKで、グランドカバーにもおすすめ。
雑草防止にもなるので、挿し芽で増やして、いろんなところに植えてみませんか?
ベロニカオックスフォードブルーについて
青い小花が可愛いベロニカオックスフォードブルー。
春に花を咲かせる、耐寒性のある宿根草です。
ベロニカのなかまですが、穂状の花を咲かせるタイプではなく、這うように生長する花です。
寄せ植えにしても雰囲気よく仕あがり、またグランドカバーとしてもおすすめです。
濃いブルーの花のグランドカバープランツはめずらしく、とても人気のある花です。
別 名 : ジョージアブルー
開花期 : 3月~5月
草 丈 : 10センチ前後
耐寒性 : 強い
耐暑性 : 強い
日 照 : 日向~やや半日陰
こちらのオックスフォードブルーは、這い性の代表品種、ペドゥンクラリスの改良品種です。
強健な性質で育てやすく、寒くなると葉色が濃いブロンズに紅葉してきれいですよ。
ベロニカオックスフォードブルーの増やし方は?
寄せ植えのほか、グランドカバーにも適している花。
たくさん増やして楽しめたら嬉しいですよね。
ベロニカオックスフォードブルーは、種まきや挿し芽、株分けで増やすことができます。
挿し木での増やし方
この花の挿し芽の発芽率は、かなり高め。
切り戻した茎を使って気軽に挿してみてくださいね。
挿し芽の適期は、5月~6月と、9月~10月です。
室内で管理すれば、寒い時期も成功するかも。
私は、一番花が終わった梅雨のシーズンに
切り戻した茎を挿し芽にすることが多いです。
1 5㎝~10㎝くらいの挿し穂を切り取り
湿らせておいた挿し木用の土に挿します。
2 挿し穂をやさしく土に挿し、
茎がぐらぐらしないように押さえます。
3 明るい日陰で水を切らさないように管理します。
活力剤のメネデールや、発根剤のルートンは使わず、枝を切ってすぐに土に挿しています。
株分けでの増やし方
株分けの適期は、3月~4月か、10月~11月上旬。
株をやさしく堀りあげ、手で分けます。
植えつけや植え替え時におこなうのがおすすめです。
ベロニカオックスフォードブルーの育て方
ベロニカオックスフォードブルーは性質が強健な花。
日なた~明るい半日陰できれいな花を咲かせます。
水はけのよい土で、風通しのよい場所で管理します。
育てやすい花ですが、多湿を嫌うため、水はけが悪いと枯れてしまうこともあります。
ベロニカオックスフォードブルーの開花期は、春。
濃い青紫に白が入った可愛らしい小花がびっしりと咲き揃い、細やかな葉と茎もふんわりと広がります。
這い性ですが、そんなには広がりすぎないので、グランドカバーとしても管理しやすいです。
花が終わったら、1/2の草丈に早めにカットすれば、初夏にもう一度開花し花を楽しめます。
夏から秋にも、枝が這うように伸びて広がり、
秋から冬には、葉がきれいなブロンズに紅葉します。
庭植えは植えっぱなしでOKですが、株がどんどん増えるので、鉢植えの場合は3年に1回株分けをかねて植えかえるとよさそうです。
ベロニカオックスフォードブルーの育て方で、一番のポイントは高温期の水はけです。
耐寒性は強いので、水はけと風通しのよさに気をつけて夏越しできれば、あとは育てやすいと思います。
おわりに
ベロニカオックスフォードブルーは、挿し芽と株分けで増やすことができます。挿し芽は成功率が高いので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
この花はとても丈夫で、暑さ寒さに強く、植えっぱなしで年々きれいに咲く花と言えます。
開花期は春だけですが、秋から冬には葉が美しくブロンズに紅葉し、一年中楽しめますよ。