
楽しかった夏休みがおわると、季節は実りの秋へ。
山々のもみじやイチョウは色鮮やかに染まっていき、秋の世界ってとても美しいですよね。
秋は、キノコや木の実、コスモスの花など、折り紙でつくりたくなるモチーフがたくさん。
かわいくて簡単な折り方のものを集めてみたので、ぜひ楽しんで折ってみてくださいね。
もくじ
秋の折り紙を折ろう
秋は、おいしいものがいっぱいの実りの季節。
新米を食べたり、キノコ狩りをしたり、おいしい秋の味覚は大人もうれしいですよね。
子どもたちは、落ち葉やどんぐり拾いをしたり、赤とんぼを見つけたり。ハロウィンだってあるし、秋には楽しいことがいっぱいです。
秋の花の代表ともいえるピンク色のコスモスや、どんぐりが似合うリスなど、かわいいモチーフを秋色の折り紙でたくさん折って、表現してみてください。
それでは、可愛い秋のモチーフの折り紙10種類、16の折り方動画をご紹介します。
1 どんぐりの折り方
かさをかぶった、とっても可愛いどんぐり。
となりのトトロにも、アラカシやコナラ、クヌギなどのどんぐりが登場しますよね。
こちらは、かさと実を別々に作るどんぐりfa-hand-o-down
折り方は、とっても簡単です。
最後に、かさの部分に実を差し込んで仕上げます。
顔を描くと、ぐっと可愛くなりますね。
木の実や落ち葉など、小さな秋のモチーフをたくさん折って、リースにしても素敵です。
2 きのこの折り方
秋の可愛いモチーフといえば、きのこですよね。
本物は軸が長めですが、折り紙で折るときは、短くまるっこいほうが可愛いできあがりに。
こちらも折り方はとても簡単です。
折り紙1枚で折り、軸の部分は裏の白色になります。
両面違う色の折り紙で折れば、カラフルな雰囲気のきのこになりそうですね。
次は、毒キノコっぽいきのこの折り方です。
こちらは、かさの裏の部分も表現されています。
軸も長めで、よりキノコっぽいですね。
3 栗の折り方
秋の味覚といえば、栗もおいしいですよね。
食べて味わったら、折り紙でもつくってみませんか。
折り方は簡単で、1枚で折ることができます。
栗の座の部分は、裏の白色がでます。
葉っぱの折り方の説明も入っていますよ。
栗の葉は、栗の2/3サイズの折り紙で折っています。
栗は、7.5㎝四方の折り紙で折ると、本物よりちょっと大きめのサイズにできあがります。
4 りんごの折り方
一年中手に入るりんごも、秋から旬がはじまります。
折り紙のモチーフとしてもとても可愛いですよ。
こちらの折り方では、果軸と葉っぱ、果肉の部分も表現しているので、作るパーツの数は多いですが、ひとつひとつの折り方は簡単です。
りんごの外側・・・15㎝四方 1枚
りんごの果肉・・・15㎝四方 1枚
りんごの葉っぱ・・3.75㎝四方 1枚
りんごの果軸・・・7.5㎝四方 1枚
この4つのパーツをのりで貼ってしあげていきます。
全部を折らなくても、りんご+軸だけとか、りんご+葉っぱでも十分可愛いと思います。
果肉に種を描いてみてもいいですね。
5 リスの折り方
秋が深まると、リスは冬ごもりの準備をはじめます。
リスはどんぐりなどの木の実が大好きなので、すっかり秋のイメージとなっていますね。
こちらは、かわいらしいリスの折り紙。
1枚の折り紙を、対角線に半分に切り、顔と体の部分を別々に折っていきます。
仕上げは、のりかセロテープで貼りつけます。
大きなしっぽが可愛いですよね。
次は、立体的なリスの折り方です。
目やしっぽを描いてもよいですね。
日本のかたのリスの折り方動画は、ほかにもたくさんあがっていますが、可愛らしいリスを立体で表現するのはなかなか難しそうです。
6 もみじ(かえで)の折り方
赤やオレンジに色づいたもみじやかえで。
美しい紅葉を、ぜひ折り紙でも折ってみてください。
もみじの折り方もいろいろありますが、今回はカミキィさんの素敵な作品をご紹介します。
小さい折り紙でも簡単に折れて、量産もしやすいとのこと。たくさん折って、どんぐりなどと一緒にリースにしたり、秋の壁面飾りにするのもおすすめです。
途中までは、鶴の基本形の折り方で折り進めていき、一ヵ所ハサミで切り込みを入れます。
園芸上、葉の切れ込みの深さによって区別され、見分けられているもみじとかえで。
細かいことはさておき・・
カミキィさんのもみじは、なんだかもみじ饅頭みたいで可愛くて、とても気に入っています。
7 イチョウの折り方
もみじを折ったら黄色いイチョウもはずせませんね。
黄葉したイチョウの大木が個人的に大好きです。
めいっこが小さいときに、きれいなイチョウの落ち葉をよく拾ってきてくれていました。
折り紙で折って、お返ししてあげるのも素敵ですね。
折り方は難しくなく、動画もわかりやすいです。
ぜひ、もみじとセットで折ってみてくださいね。
秋の味覚、ぎんなんが採れるメスのイチョウの木。
木のオスメスの見分け方は「葉に切れ込みがあるか、ないか」と言われていますが、これって実は俗説で、都市伝説のようなものなんですよ~
8 コスモスの折り方
秋のお花といえばコスモス。
秋桜という日本語も美しいし、とても好きな花です。
まずは、カミキィさんの作品からご紹介します。
二そう舟基本形の折り方で折り進めていきます。
折り紙1枚で花びらを折り、黄色い筒状花(つつじょうか)の部分は、1/16サイズ(1/4のさらに1/4)で折ります。黄色い丸いシールで代用してもOK。のりとハサミも使用します。
折る工程が、途中まで、むかしよく折って遊んだ、花のようなメダルの折り方と一緒なので、折っていてとても懐かしい気持ちになりました。
さて。次は本物みたいなコスモスの花です。
花びらパーツを8つ折り、組み合わせていきます。
黄色と茶色の二色を使った筒状花がとてもリアル。
8枚折るので大変ですが、より本物に近い作品をつくりたい方は、ぜひ挑戦してみてください。
たくさん折ってリースに仕上げてみたり、壁面装飾でコスモス畑をつくっても素敵ですね。
9 とんぼの折り方
とんぼが多く見られるのは、夏から初秋にかけて。
子どものころの夏休み、オニヤンマを見つけたらうれしかった記憶があります。
夏が終わり暑さがやわらぐと、今度は赤とんぼ(アキアカネ)が山から下りてきます。
とんぼは、途中まで鶴の折り方で折っていきます。
鶴が得意な方は、スムーズに折れると思います。
はねの部分をカットするのにハサミを使用します。
次は、背中の部分をなかに折り込む折り方です。
鶴の折り方で進んでいくのは上の折り方と同じです。
やっぱり秋のとんぼと言えば、赤とんぼですね。
童謡「とんぼのめがね」にでてくる、水色めがねやピカピカめがねも折ってみてください。
10 うさぎの折り方
日本の秋の行事といえば、お月見ですよね。
こちらは「満月うさぎ」という可愛い折り紙。
折り紙で1枚で折れ、顔は裏の白色がでます。
壁面に飾ると、とっても雰囲気がでそうです。
黄色や金色で折ると、お月さまっぽいですね。
次は、うさぎと一緒に飾りたいお団子の折り方です。
お団子と台、折り紙1枚ずつ使って折っていきます。
仕上げは、台にお団子をはさみます。
のり付けすると、しっかり固定できます。
最後は、立体的なうさぎの折り方動画になります。
お団子を壁に貼り、手前にうさぎを飾っても◎
今年の中秋の名月には、折り紙でうさぎとお月さま、お団子を折り、あとはススキを飾れば、とっても素敵な飾りつけのできあがりです。
おわりに
秋の折り紙は、色とりどりでどれも可愛いですよね。
実りの秋、食欲の秋でもありますが、短い秋をぜひ折り紙でも楽しんでみてくださいね。
秋のイベントには10/31のハロウィンもあります。
fa-hand-o-upハロウィンの飾りつけも、ぜひ折り紙で・・♪