紫玉ねぎはサラダに入れると彩りがきれいですよね。
生で食べることが多い紫玉ねぎですが、加熱して食べても大丈夫なのでしょうか。
サラダやマリネ以外にはどんな食べ方があるのか・・
炒める調理法で作るおいしいレシピもご紹介します。
紫玉ねぎのおすすめの食べ方は?
薄皮や中の皮まできれいな紫色をしている紫玉ねぎ。
別名、赤玉ねぎやレッドオニオンとも言います。
玉ねぎ特有の香りや辛みが少なく、甘みがあるため、よく生で食べられる野菜です。
色合いが美しく、シャキシャキとした食感で、サラダの彩りにもいいですよね。
紫玉ねぎの紫色の色素成分は、アントシアニン。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、熱に弱く、酸化しやすい性質があります。
また、アントシアニンは、酢と合わせると赤く発色するので、きれいな色を楽しめるサラダやマリネなどの生食が向いているということになります。
ただし、アントシアニンは水に溶ける水溶性の色素。
ポリフェノールの効果を活かしたい場合は、水にさらさず、すぐに食べるのがよさそうです。
紫玉ねぎは加熱調理できる?
なんだか、生で食べるほうがよさそうな紫玉ねぎ。
加熱調理することはできないのでしょうか?
紫玉ねぎに含まれるアントシアニンは、長時間の加熱や保存に弱いとされています。
また、加熱することで色が抜け出してしまい、きれいな紫色がすこし残念なことに。
その点を気にしなければ加熱しても大丈夫です。
玉ねぎと同じように、紫玉ねぎも加熱することで甘みが出るため、炒めたり煮込んだりしてもおいしくいただけるんですよ。
色合いやアントシアニンの損失を考えると、炒めるときはなるべく短時間でサっと火を通したり、茹でる場合もレンジで加熱したほうがよさそうです。
私は、紫玉ねぎは甘酢漬けにすることが多いですが、紫玉ねぎを加熱して使うときは、色が抜け出ても気にならないカレーに入れたりしています。
インドでは、玉ねぎと言えば紫玉ねぎが普通らしく、カレーにもよく使われるそうですよ。
玉ねぎも紫玉ねぎも栄養的には変わりはなく、加熱調理したときのおいしさも変わらないので、サラダ以外にもいろいろな調理法で楽しんでみてくださいね。
紫玉ねぎを炒めるサラダ以外のレシピ
サラダじゃなくても、おいしく食べられる紫玉ねぎ。
煮込み料理のほか、短時間でサっと加熱する炒めものなど、おすすめレシピをご紹介します。
即席ストック♪和風ポークビーンズ by だし醤油でラクうま♪
ベーコンとレッドオニオンの定番チャーハン by TOM’Sキッチン
紫玉ねぎはこんな幅広い料理で使えるんですね。
どれもおいしそうなレシピばかりなので、ぜひ試してみてください!
おわりに
紫玉ねぎは生食に向いていますが、加熱しても玉ねぎと同じようにおいしくいただけます。
アントシアニンの効果やきれいな紫色を活かしたい場合は、短時間で加熱調理すればOK。
私も調理法がマンネリ化していたけれど、いろんな加熱調理に挑戦してみたいと思います。