4月から5月にかけて出まわる色とりどりの紫陽花。
日本古来のガクアジサイから新品種まで、たくさんの種類があって迷ってしまいますよね。
なかでもおすすめしたいのが、万華鏡という紫陽花。
母の日の贈り物としても人気のある万華鏡について、育て方や剪定方法などご紹介します。

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万華鏡とはどんな紫陽花?

日本的でとても優美な万華鏡という紫陽花。
母が気に入って、私も贈ったことのある紫陽花です。

万華鏡は、島根県アジサイ研究会が作ったオリジナル品種。ジャパンフラワーセレクション2012-2013の、日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2012の鉢物部門で最優秀賞を受賞した紫陽花です。
 

まるで万華鏡のような美しい花模様と、やさしい花色のグラデーションがとっても素敵ですよね。色は、ブルーとピンクの2色あります。


希少品種の万華鏡ですが、ピンクはさらに希少。
生産管理に手間がかかるらしく流通量も少なめです。

万華鏡ブルーのネットでの相場は5000円前後、ピンクは+1000円です。我が家の万華鏡はホームセンターで2500円くらいで購入したものです(ピンクは3500円)。
 

八重咲きの花びらには、適度なすき間があるので重くなりすぎず軽やか。涼し気で、優美さとともに可愛い雰囲気もあります。

贈りもの以外に自分で育ててみても、本当に魅了される紫陽花ですよ。

紫陽花・万華鏡の育て方

春、4月から5月ごろに出まわる鉢植えの紫陽花。
購入後から花が終わるまでは、このまま楽しみます。

花後は、来年も花を咲かせるために剪定したり、植え替え、冬越しなどのお世話をします。

置き場所

開花中は、直射日光の当たらない場所で管理します。
窓辺からすこし離れた明るくて涼しい室内か、ベランダに置く場合は風の通しのよい日陰が◎

剪定後の夏の管理は、暑くなりすぎない涼しい場所(室内や軒下など)で。日光には朝か夕方すこし当たればOKです。室内に置く場合は、エアコンの風が当たらないようにしましょう。

秋と春先は外に出して日に当ててあげます。
室内から出す場合は、徐々に慣らしていきましょう。

冬のあいだは軒下へ移動(寒冷地は室内に)。日光には朝か夕方すこし当たればOKです。

紫陽花は冬にしっかり低温に当てることが必要ですが、霜には当たらないように管理します。

水やり

紫陽花は水が大好きなので、水切れには注意します。
土が乾いたら、鉢皿に水がたまるまでたっぷりと。

冬以外は、水を切らさらないように管理。
ただし、冬のあいだも乾きすぎには注意します。

夏に、もし水切れして萎びてしまったら、鉢ごとバケツに入れて1時間くらい浸けておきます。

肥料

鉢植えの万華鏡の肥料のやり方です。

開花期は、液肥を月に1回施します。
花後の剪定以降は、緩効性肥料を月に1回、または液肥を月2、3回施します。
冬のあいだは、肥料はあげなくてOKです。

支柱立て

大きな花序をつける万華鏡は、花茎がすこし細め。
重みで茎が倒れないように、支柱を立ててあげます。
 

植え替え

鉢植えの紫陽花は、1~2年に1回を目安に、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

 
鉢底から根っこが出ていたら、植え替えの合図。
植え替えの適期は、9月中旬~10月ごろです。

紫陽花・万華鏡の剪定の方法は?

紫陽花は、来年も花を咲かせるために、今年咲いた枝を切り落とす剪定作業をおこないます。

万華鏡の剪定は、一般的な紫陽花と同じ。
花が終わったら早めに剪定をおこないます。
おそくても7月には剪定しておきましょう。

剪定する場所は、株元から葉を4枚残した脇芽の上。
葉の付け根から新しい枝が伸び、また来年も花を咲かせてくれますよ。

紫陽花・万華鏡は挿し木にできる?

とても美しく、希少な紫陽花の万華鏡。
増やしてもっと楽しみたいですよね。

万華鏡も、ほかの紫陽花と同じように挿し穂を作って挿し木にすることができます。
挿し木の適期は、6月ごろです。

 
ただし、万華鏡は品種登録され種苗法により保護されているので、増殖には注意が必要です。

万華鏡を挿し木で増やし、メルカリなどで販売しているのを見たことがありますが、もしも育成者権者の許諾を得ず生産・販売・譲渡をした場合は、種苗法により罰せられます。

島根県アジサイ研究会のサイトに記載された注意事項を引用させていただきました。

島根県オリジナルアジサイは、品種登録され種苗法により保護されています。育成者の許諾を得ない方が島根県オリジナルアジサイを増殖し(苗、穂木を含む)他人へ譲渡することは、有償無償にかかわらず禁止されています。
登録品種の育成者権侵害は、種苗法第67条の規定により10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金又は10年以下の懲役と1,000万円以下の罰金の併科に処される場合があります。

このように、許諾なしで他人へ譲渡することは、無償でも禁止とされていますので、法に触れないように個人で楽しむ範囲にしておきたいですね。

島根県のオリジナル紫陽花には、万華鏡のほかに銀河という品種もあります。

紫陽花・万華鏡は地植えにできる?

万華鏡は、直射日光や霜にすこし弱い紫陽花。
どちらかと言えば鉢植えが向いていますが、地植えにして育てることもできます。
 

 
こちらの千草園芸さんのサイトに、万華鏡を地植えにした栽培記録の画像が掲載されているのですが、大きく生育して花もたくさんついています。

日当たりや温度に気をつけてあげれば、万華鏡も地植えで育てることができそうなので、私も挑戦してみたいなと思います。

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