子どものころよく遊んだむかし懐かしいお手玉。
伝統的なお手玉にはいろいろな形がありますが、今回ご紹介するのはたわら型のお手玉です。
小さなハギレと中にいれる材料があれば、手縫いで簡単に作ることができますよ。
お手玉の型紙サイズと重さ
日本だけでなく、世界中で親しまれてきたお手玉。
歴史もとても深く、形や素材もさまざまです。
日本に古くからある伝統的なお手玉や、それぞれの地方で生まれたお手玉。
いろんなお手玉がありますが、今回は簡単で作りやすい俵型のお手玉を作ってみました。
型紙サイズは、縫いしろ込みで縦10㎝×横17㎝。
お手玉の中に入れる材料の重さは40gくらい。
ミシンを使わなくても、手縫いでOKです。
サイズや重さに決まりはないので、自由に気軽に作ってみてくださいね。
俵型お手玉の材料
用意するものは、ハギレ布とお手玉の中身。
縫い針と糸、ハサミ。
布は、型紙サイズの10×17㎝にカットします。
お手玉の中に入れる材料には、あずきを使ったり、ボタンや大きいビーズでも代用できます。
子どものころは、数珠玉の実を入れていました。
ペレットというプラスチックの重りもあります。
ぬいぐるみの材料にも使われるペレット。
仕上がりや、手触りもよい日本製です。
俵型お手玉の作り方
それでは、さっそくお手玉を作っていきましょう。
1 布を中表(内側が表)に折り、重ねます。端から5ミリの所を、端から端までなみ縫いします。
2 筒状に縫えたら、袋口を一周なみ縫いします。
縫いしろは、1㎝くらいとります。
3 なみ縫いした糸をひっぱり、袋口をしぼります。
キュっときつくしぼったら、2~3回針を入れて補強し、しっかり縫い閉じます。
4 表に返します。
5 もう片方の袋口も、ぐるっとなみ縫いします。
6 中身をつめて、糸をひっぱり袋口をしぼります。
こちらも針を数回入れ、しっかりと縫い閉じます。
7 できあがりました♪
水色のお手玉にはパールビーズを縫いつけています。
お手玉のデザインは自由自在。
お気に入りの布を使ってぜひ作ってみてくださいね。
お手玉の中に入れる重りは小豆が一般的ですが
竹小豆というおすすめの材料もあります。
小豆や竹小豆など、虫食いが心配な天然素材の下処理の方法もfa-hand-o-upでご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
おわりに
たわら型のお手玉は、1つにつき10×17㎝の布があれば作れます。作り方も簡単だし、見た目もころんとしてかわいいですよね。
お手玉はお正月だけの遊びでなく、雨の日の室内遊びにもおすすめです。
また、子どもだけでなく、大人も頭の体操としてお手玉を楽しみたいですね。笑