鬱陶しい梅雨のシーズンでも、雨が似合うアジサイを眺めていると癒されますよね。
切り花にして飾っても、お部屋の中がパっと明るくなりますし、雑貨やさんに飾ってあるようなオシャレなドライフラワーにしてみるのも素敵です。
アジサイのドライフラワーって難しそうなイメージがありますが、家でも作ることができるんですよ。
きれいに咲いているアジサイを眺めて楽しんだら、ドライフラワーにして飾ってみませんか?
もくじ
アジサイをドライフワーにしてみよう
梅雨が明けて、夏本番を迎えたら、アジサイをドライフラワーにするタイミング♪
アジサイをドライフワラーにする方法は、暑い日に車の中で乾燥させたり、電子レンジにかけたり、いろいろありますが、今回は剪定して吊るすだけの簡単な作り方をご紹介します。
室内に吊るして作る方法
1. 退色しはじめた枯れる手前のアジサイを剪定する。
2. 直射日光の当たらない風通しのよい場所に2日ほど吊るす。
花びらを手で触ってみたときに、水分が少なくなって、枯れかけてるくらいがちょうどいいです。
でも、枯れかけのアジサイのほうがいいって、なんだかちょっと意外ですよね。
アジサイのドライフラワー作りの一番のポイントは、なんといっても収穫する時期!
そのほかにも、いくつか注意する点があるので合わせてみていきましょう。
ドライフラワー作りの失敗しないポイント
アジサイの収穫時期は梅雨明け後
ドライフラワーにする場合、収穫に適した時期は、梅雨明け後の夏です。
30℃を超えるような真夏の時期が、アジサイの収穫やドライフラワー作りに適しています。
雨の日は収穫しない
暑いくて乾燥している日がグッドタイミングなので、雨の日は収穫しないようにしましょう。
雨の日に家の中に干したものは、花びらが縮れてしまってうまくできません。
短い期間にカラカラに乾かすのがコツなので、週間天気予報をチェックしておくとよいですね。
枯れるちょっと前のアジサイを使う
いきいきとしたみずみずしいアジサイはうまくドライになりません。
花びらが少ししおれた感じになって、枯れるすこし前のアジサイを収穫します。
花色が退色してきて、緑色っぽくなっていたら、そろそろ収穫の時期。
花びらが乾いてきたアジサイから、順番に収穫していくとよいですね。
すでに茶色くなって枯れかかって乾いてきてるアジサイでも大丈夫。
アンティークな色彩の素敵な仕上がりになりますよ。
きれいに咲いた状態で収穫したくなるところですが、収穫のタイミングをもう少し待ってみてくださいね。
失敗しにくい品種のアジサイで作る
こちらの写真のアナベルという品種は、ドライにしやすいと言われています。
アメリカ原産のアジサイで、水分が少なくドライフラワーに適しているんですね。
春のうす緑色の花色から真っ白なに変化、秋が近づくとペールグリーンになっていきます。
ほかには、ヤマアジサイや、カシワバアジサイも作りやすいです。
これらのアジサイは、収穫時期さえ間違えなければ、直射日光の当たらない部屋に吊るしておくだけで、きれいにドライにすることができます。
また、水分の多い日本紫陽花は、作るのがちょっと難しいです。
最初は、アナベルあたりから挑戦してみてくださいね。
秋色あじさい
秋色あじさい系のものはドライフラワーに適していると言われています。
秋色あじさいとは、そういった品種があるのではなく、咲いているあいだ、色合いが変化するアジサイの総称。
アナベルやカシワバアジサイも、色が変化していく秋色あじさいです。
秋色に変わったアジサイの花は、水分が少なくなって乾いているので、ドライにしやすいのですね。
それ以外のアジサイでも、秋色になるまで剪定せずにおいて、ドライにすることができます。
比較的涼しい気候の地域でないと、きれいな秋色アジサイにはならないかも。
あまりにも猛暑だと、茶色く枯れてしまうかもしれません。
また、アジサイは通常、翌年花を咲かせるために、7月半ばまでに花を剪定します。
もし来年咲かなくてもいい場合は、秋色になるまで切らずにおいてもいいですね。
(アナベルは例外で、秋に剪定しても、翌年ちゃんと花が咲くようです)
来年もアジサイを咲かせる剪定のタイミングについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。
まとめ
ドライフワラー作りの一番大事なポイントは、夏本番&花が枯れる直前に収穫する、ということでした。
そして、アナベルなどのドライにしやすい品種のアジサイで作ること。
アジサイのシーズンが終わったあとも、ぜひドライフラワーにして楽しんでみてくださいね。
雑貨やさんで見かけるような、素敵なドライフラワーが出来上がりますように♪