一年に一度だけ観測できるストロベリームーン。
見ると恋が叶うとも言われている、とってもロマンチックなピンク色の満月です。
ストロベリームーンはなぜ赤みがかって見えるのか。
名前の由来や、今年の観測日などもご紹介します。
ストロベリームーンとは
ブルームーンやスーパームーン、ピンクムーンなど
さまざまな名前がつけられている満月。
6月の満月は、すこし赤みがかって見えることから、ストロベリームーンと呼ばれています。
ストロベリームーンは、アメリカ合衆国の先住民によってつけられた名前。ネイティブアメリカンの人たちは、満月のひとつひとつに名前をつけていました。
それでは、なぜ6月の満月をストロベリームーンと名づけたのかと言うと、アメリカでは6月になるとイチゴの収穫期に入るため、ちょうど同じ時期に見られる満月にストロベリーという名前をつけたのだとか。
日本では、イチゴは冬から春にかけてハウス栽培され、露地栽培でも収穫時期は5月ごろ。
イチゴのシーズンとはすこしズレていますが、ストロベリームーンという可愛い俗称から、見ると恋が叶うとも言われているそうですよ。
【満月】6月28日はストロベリームーン、別名「恋を叶えてくれる月」https://t.co/w2z4UIrSfr
この時期は月が土星に接近しており、満ちて明るくなった月が土星のそばを通る姿も見ることができるという。 pic.twitter.com/xrMFTvvrVx
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年6月28日
日本では、ちょうど梅雨の時期に当たる6月。
晴れてくれるかどうか心配ですが、今年もストロベリームーンが見られるといいですね。
ストロベリームーンはいつ見れる?
一年に一度だけ見られるストロベリームーン。
今年は、いつ観測することができるのでしょうか。
2019年に観測できるのは6月17日(月)です。
ストロベリームーンは、低く昇っていきます。
真上の空ではなく、低い空を探してみてくださいね。
ストロベリームーンはなぜ赤い?
苺の季節ではないけれど、ロマンチックな赤い月。
6月の満月は、なぜ赤く見えるのでしょうか。
夏至のころは、一年で一番太陽の高さが高くなり、それに対し、月は最も低く空に昇ります。
そのため、月は太陽や大気の影響を受けやすく、朝日や夕日が赤く見える現象と同じ仕組みで、月も赤く染まって見えるのです。
この赤い月を、赤いイチゴと結びつけ、ストロベリームーンと名づけたのでしょうね。
fa-exclamation-circle夏至とは、昼の時間が一番長くなる日。
2019年の夏至は、6月21日になります。
おわりに
6月の満月には、ストロベリームーン(苺月)という可愛い名前がつけられています。
とっても神秘的なピンク色のストロベリームーン、今年も見ることができるでしょうか。
もし雨が降って月が見られなかったら、ストロベリームーンのアイスはいかがですか?
もちろん雨が降らなくても。笑
ストロベリームーンの別名は、恋を叶えてくれる月。
すきな人と一緒に月を見上げてみるのも素敵ですね。
ストロベリームーンが、あなたの恋のあと押しをしてくれるかもしれませんよ♪