手作り化粧水の作り方 グリセリンの割合とグリセリンなしのレシピ

乾燥する季節、お肌の保湿がかかせませんね。
お肌を調子を整えてくれる化粧水、簡単に手作りすることができるんですよ。
今回は、保湿作用のあるグリセリン入りと、グリセリンなしの化粧水レシピをご紹介します。
添加物フリーで、好みの精油を加えたオリジナルの化粧水を作ってみてくださいね。

スポンサーリンク

手作り化粧水のレシピ

手作りのよいところは添加物が入っていないこと。
そして、天然の精油を加え、好きな香りやほしい効能のものを作れるところもよいですね。

今回は、植物性グリセリンを使った簡単な保湿化粧水の作り方をご紹介します。

手作り化粧水の材料

材料(約50㎖分)
  容器 : 50㎖の遮光瓶
  精製水 : 45㎖
  植物性グリセリン : 小さじ1/2~1
  好みの精油 : 5滴まで
 

 
精製水は、ドラッグストアや薬局、ネット通販などで100円前後で購入できます。

精油は、100%天然のエッセンシャルオイルを使用。
手作り化粧品の専門店などで、精油のほか、保湿成分のグリセリンも購入できます。

私は、精油や手作り化粧品の材料はいつもオレンジフラワーで購入しています。
 

 
精油は、1種類でも2~3種類をブレンドしてもOK。
私は、ローズゼラニウム精油3滴+ラベンダー精油2滴で作っています。

 
精油にはさまざまな効能があります。ローズゼラニウム精油とラベンダー精油は、普通肌・乾燥肌・脂性肌のどの肌質にも合う精油なのでおすすめです。

手作り化粧水の作り方

化粧水の作り方
1 消毒用エタノールなどで容器を消毒して乾かす
2 容器にグリセリンと精油を入れてよく振り混ぜる
3 精製水を加えてよく混ぜる
4 使用する前によく振って使う

遮光瓶に材料を加えていってもよいですし、入れにくい場合はビーカーを使って混ぜます。
精製水を遮光瓶に直接入れるときは、50㎖のラインに印をつけておいてもよいですね。

 
使用前に、パッチテストをしてみてください。
手作り化粧水は、冷蔵庫に保存して2週間以内に使い切るのが理想です。

手作り化粧水のグリセリンの割合

化粧水の保湿剤に使えるものはいくつかあります。
なかでも、代表的なものが植物性のグリセリンです。

植物性グリセリンは、ヤシ油など100%植物由来のグリセリン。無色で粘性のある液体で、すぐれた保湿性と吸湿性があり、保湿化粧品に使われるものです。

配合の割合は、化粧水全体量の5%程度より配合し、
10%まで増やすことができます。

グリセリンの濃度 : 全体量の5~10%

全体量50㎖の場合 : 2.5㎖~5㎖

最初は少なめの5%濃度から始めてみて、お肌に合った濃度に調整してみてください。
多く入れすぎると、肌の水分まで吸収されてしまい、かえって乾燥することもあります。

手作り化粧水をグリセリンなしで作る

100%植物由来のグリセリンでも、どうしてもお肌に合う合わないがあります。
植物性グリセリンのほかにも、ベタインという天然の保湿成分もあるのでご紹介します。
 

 
ベタインは、砂糖大根から作られた、天然由来で低刺激の保湿原料。白色の結晶粉末で、ベタつきがなくサラっとした使用感ですが保湿力もあります。

配合の割合は、全体の5~10%濃度で使用します。
材料と作り方はこちらです。

材料(約50㎖分)
  精製水 : 45㎖
  ベタイン : 小さじ1/2~1
  好みの精油 : 5滴まで

化粧水の作り方
1 消毒用エタノールなどで容器を消毒して乾かす
2 容器に精製水とベタインを入れてよく混ぜる
3 精油を加えてよく混ぜる
4 使用する前によく振って使う

 
使用前に、パッチテストをしてみてください。
こちらの化粧水も、冷蔵庫に保存して2週間以内に使い切るようにします。

手作り化粧水の容器について

防腐剤などの添加物が入っていない手作り化粧水。
自分で選んだ材料で作れる利点とともに、長期保存できないというデメリットもあります。

保存料の入っていない手作り化粧水は、冷蔵庫に保存し2週間以内に使い切りたいので、容器は50㎖入るくらいがちょうどよいかなと思います。
たくさん使う方は100㎖容器で作ってみてください。

遮光性の高いガラス瓶の色は?

市販されている遮光瓶には、おもに茶色・青色・緑色のガラス瓶がありますよね。
なかでも、どの色が一番遮光性が高いのでしょうか。

遮光瓶を選ぶときに気になって調べてみたところ、エッセンシャルオイルのお店 Tea-treeの森によると、茶色の瓶が一番遮光性が高いようです。

エッセンシャルオイル(精油)やキャリアオイルの保存には、茶色の遮光瓶が最も適している

茶色の次が青色、そして緑色の順なんだそう。
どの色の遮光瓶を使っても、なるべく光のあたらない場所に置いておけば問題はないそうですが、紫外線からの品質の劣化をなるべく抑えたい場合は、参考にしてみてくださいね。

おわりに

精製水と保湿成分を混ぜるだけの簡単手作り化粧水。
好きな香りの精油で、オリジナルの化粧水が作れるのが嬉しいですよね。

ただ、グリセリンやベタインなど天然の保湿成分を使っても、どうしてもお肌に合う合わないがありますので、いろいろと試して、あなたにぴったりの化粧水を作ってみてください♪

スポンサーリンク
おすすめの記事