ローズゼラニウムの挿し木の方法と鉢上げ~その後の生長記録

可愛い花と葉の香りに癒されるローズゼラニウム。
小さなベランダで鉢植えで楽しんでいますが、今回挿し芽で増やしてみることにしました。
挿し芽の方法と鉢上げ、その後の栽培について、画像とともに記録していきたいと思います。

スポンサーリンク

ローズゼラニウムを挿し木で増やそう

精油のなかでもローズゼラニウムは特に好きな香り。
ガーデニングでも楽しみたくて、苗を購入し、ベランダで鉢植えで育てています。

 
開花期がちょっぴり短いローズゼラニウム。
春から初夏にかけての1ヵ月半くらいですが、葉からは一年中よい香りが漂います。とても丈夫な花なので育てやすく、おすすめのセンテッドゼラニウムです。

 
挿し芽に向いている時期は、春から初夏、秋ごろ
真夏をのぞいた気候のよい時期が適期です。

梅雨時期や秋に切り戻したり、風通しよくするために剪定した枝を使うのもおすすめです。

ローズゼラニウムの挿し芽の準備

はじめに、挿し芽に必要な準備をしていきます。

挿し床の用土には、肥料分のない新しい土を使用。
今回は小粒の赤玉土を使います。

はどんな大きさのものでもOK。
鉢底ネットが必要であれば準備し、
割りばしなど土に穴を開けるものも準備します。

挿し芽に必要なもの
挿し穂
挿し芽用の土(小粒の赤玉土など)
植木鉢やポリポット
鉢底ネット(必要な場合)
土に穴を開けるもの

挿し芽や挿し木にするときは、活力剤のメネデールや発根促進剤のルートンを使うこともありますが、今回はどちらも使わずに挿し芽をおこなっていきます。
 

特にローズゼラニウムの花や葉は、私は食用のハーブとしても使うのでルートンは使いません。ローズゼラニウムをお菓子作りやティーなどに活用しない場合は、ルートンを使ってもよいと思います。また、メネデールは野菜などにも安心して使えます。
 

ローズゼラニウムの挿し穂をつくる

それでは、挿し芽をしていきましょう。

まずは、挿し穂にする枝を数本カット。
切り戻しをしたときの枝を使ってもよいですね。
 

このとき、茎に節があるようにカット。
2~3枚の葉を残し、花と下の葉を切り取ります。
 

ここで、通常の挿し芽と違う点があるのですが・・

ゼラニウムやローズゼラニウのムの場合は吸水させず
挿し穂を室内に一日置いて、切り口を乾燥させます。
 

一日たったものがこちら
こんなにしなしなになるのですが大丈夫です。

これで、挿し穂の準備ができました。

ローズゼラニウムの挿し穂を植えつける

挿し芽をする鉢を用意して赤玉土を入れ、
水をたっぷりかけて、土を湿らせておきます。

割りばしなどの棒状のもので穴をあけて、
挿し穂をやさしく植えつけていきます。
 

このとき、下の節が土に埋まるように挿すと
節からしっかり発根してくれます。

そっと土に挿したら、グラグラ動かないように
枝元をしっかり押さえて植えつけます。

今回は大きめの鉢に、まとめて挿していきますが
小さいポリポットに植えてももちろんOKです。
 
2019.5/25 ローズゼラニウムの挿し芽

ローズゼラニウムの挿し芽ができました。
毎日水やりして、明るい日陰で管理していきます。

2~3週間で発根しますが、すぐには鉢上げせず、
1ヵ月~1ヵ月半後に鉢上げします。

ローズゼラニウムの挿し芽を鉢上げ

挿し芽をしてから、ひと月ちょっと。
新しい葉っぱが出てきて、根づいた感じがします。
 

さっそく1本抜いてみます。
無事発根しているでしょうか・・
 

思っていたより、根は張っていませんでした。
今回は1つだけ鉢上げしたいと思います。

3.5号ポット(10.5㎝)に植えていきます。
土は、草花用培養土に赤玉土を混ぜてみました。
 
2019.7/2 ローズゼラニウムの鉢上げ

2~3日は半日陰で管理し、
徐々に日なたに出していきます。

葉っぱが黄色気味なので、ちょっと心配です。
無事大きくなってくれますように。

 
引き続き、更新していきます♪

スポンサーリンク
おすすめの記事