夏が近づくと、清流の近くで美しく光るホタル。
だんだん減少していますが、子どものころ見たことのある人も多いのではないでしょうか。
ホタルを観賞できる期間はとても短く、よく見られる天候や、光る時間帯があるんですよ。
今回は、ホタルが光るタイミングや、鑑賞しやすい条件についてご紹介します。

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ホタルはなぜ光る?

夜の暗闇のなかで、はかなく光るホタル。
幻想的で美しくて、感動しますよね。

ホタルは、光の色や点滅のパターンによって、あいさつをしたり会話をしたり、自分の居場所を知らせるなどのコミュニケーションをとっています。

その光り方には、求愛の光、刺激された時の光、敵への警告の3種類の光があるのだそう。
光りながら飛んでいるのはほとんどがオスで、メスはじっとして小さな光を出しています。

光るホタルの種類は?

日本では、約50種が生息しているホタル。
そのすべてが発光するわけではありません。

光るホタルの代表的な種類として、ゲンジボタル・ヘイケボタルなどが知られています。

なかでも、一番明るい光を出すのがゲンジホタル
日本のホタルの中では大型で、おもに流水域で杉などの樹木が多いところに生息しています。
ゲンジボタルは飛びながら2~4秒間隔で発光します。


ゲンジボタルよりも小さいヘイケボタルは、水田や池などに生息しています。
ヘイケボタルは、飛びながら0.5秒~1秒間隔で、ゆれるように発光します。
 

ホタルの光るタイミングはいつ?

ホタルが見られるのは、5月末ごろから6月にかけて。
ピークは、6月中旬ごろです。

時期や地域にもよりますが、ホタルを鑑賞しやすい時間帯は20時から21時ごろです。

私が毎年行くホタルの生息地でも、暗くなっても全然光らなかったのが、20時になると一斉に光りだしたこともありました。

ホタルが見られる天候は、雨上がりの蒸し暑い夜や、曇りで月明かりがなく、風のない夜などの条件がそろった日によく飛ぶと言われています。

 
補足として、23時ごろと深夜2時ごろもホタルが光る時間帯と言われていますが、私は実際に見たことはないので定かではありません。

ホタルが光る仕組み

ホタルは、自力発光によって光ります。

ホタルの体にある発光器には、ルシフェリンという発光する物質と、ルシフェリンが光るのを助けるルシフェラーゼというたんぱく質(酵素)があります。

このルシフェリンとルシフェラーゼと体内の酸素が反応して、光る化学反応がおこるのです。
私には、ちょっと難しいです。笑

ホタルの寿命はどのくらい?

ホタルは卵から成虫になるまで約1年かかります。

生涯のほとんどを水中で過ごし、成虫になってからは、1~2週間しか生きられません。

生まれてから死ぬまで光り続けているというホタル。
短くても、命のある限り美しく光る続ける姿に、人は惹きつけられるのかもしれませんね。

おわりに

夏のはじまりを告げる美しいホタル。
鑑賞しやすいのは、月明かりのない雨上がりの曇りの夜や、風のない蒸し暑い夜です。
光るタイミングは3回あると言われていて、一番光るのは20時ごろからです。

 
日本の文化とも言えるホタルは、一年のうちわずかな時期にしか見られない貴重な光です。
ホタルがずっと生息していられるように自然を守り、鑑賞マナーも守って楽しみたいですね。

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