生おからはそのまま食べられる?生おからのおいしい食べ方と保存方法

栄養満点で食物繊維もたっぷりの体に嬉しいおから。
ヘルシーで最近はおからダイエットも話題ですよね。
なかでも、しぼりたての生おからは使いやすいけれど日持ちしないのが難点。
今回は、生おからのおいしい食べ方や、残ったときの保存方法などご紹介します。

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生おからとは

豆腐を作る過程でできる副産物のおから。
茹でた大豆をすりつぶし、絞ったものが豆乳で、最後に残ったものがおからです。

100%大豆から作られるおからには、たんぱく質や食物繊維などの栄養素がたっぷり。大豆たんぱく質はアミノ酸スコアがとても高く、また食物繊維は、生おからには大豆のほとんどの食物繊維が残っています。
 

さらに、生おからの糖質は100ℊ当たり2.3ℊと低糖質なのに、満腹感を得やすく腹持ちもよいのでダイエットにもぴったりの食材です。

おからは、うの花のような炒め煮で食べることが多いですが、生おからは、そのままで手軽に食べられるところも魅力のひとつです。

生おからはそのまま食べられる

調理がちょっと大変・・と思われがちなおから。
生おからも加熱調理しないといけないのでしょうか。

生おからは、生とは言っても火は通っているので、そのままでも食べることができます

ただ、水分を多く含んでいるため傷みやすく、あまり日持ちはしません。生で食べるときは、購入後すぐに冷蔵庫に入れ、なるべくその日にいただきましょう。

レンジにかけたりフライパンで煎り、水分を飛ばして使ってもよいですが、生おからには大豆の風味がより多く残っているので、新鮮なうちはそのままいただくのもおいしいですよ。

生おからの食べ方

生おからを生のまま使って食べるには、簡単でヘルシーなサラダがおすすめです。

ポテサラ風にマヨネーズで和えたり、ヨーグルトや牛乳を加えたさっぱりサラダもいいですね。こちらはカフェのメニューをもとにアレンジされたレシピです。
 
Cpicon おからヨーグルトサラダ by *実月*

出典:cookpad

 
私もごはん屋さんのメニューで好きな生おからサラダがあって、それにはイチゴやオレンジ、りんごなど、季節のフルーツが入っています。マヨネーズの入っていないさっぱりした味つけでおいしいんですよ。

あとは、毎日の食事にちょい足しするなら、生おからを炊き立てのご飯に混ぜたり、お味噌汁に加えるのも食べやすく、おすすめの食べ方です。

生おからの保存方法

使いやすいけれど、日持ちしない生のおから。
スーパーなどで売っているものは量も多く、一度に使い切れないこともありますよね。

賞味期限も1~3日と短いので、使わない分は新鮮なうちに冷凍してしまいましょう。

冷凍方法は、小分けにしてラップに包むか、ジッパー付き保存袋に平らに入れて保存します。

水分を多く含んだ生おからを、小分けせずそのまま冷凍してしまうと、大きな塊のままカッチコチに凍ってしまうのであとが大変です。
 

このとき、厚みを薄くしておくと、パキっと割れて取り出しやすいです。また、おからはほかの食品のにおいを吸収しやすいので、密閉はしっかりと。

この状態で2週間くらい保存できますが、フライパンで乾煎りしてから冷凍保存すれば、さらに長く1ヵ月くらいは保存できます。

やり方は、おからの水分を飛ばしながらサラサラになるまで煎ったあと、しっかりと冷ましてからジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します。

冷凍保存したおからを解凍するときは、冷蔵庫内で自然解凍し、加熱調理してくださいね。

おからパウダーの作り方

生おからを長期保存する方法として、フライパンで乾煎りする方法もありますが、レンジでもさらさらのパウダー状にすることができます。

生おから(150~200ℊ)を平らな皿に広げ、ラップなしで600Wで5分 ⇒ 一度混ぜてさらに5分加熱。冷めてからミキサーなどにかけて細かくします。
 

パウダーにすればさらに保存も効き、使い方も広がります。生おからが残ったら試してみてくださいね。

おわりに

生おからは、サラダにしたりご飯に混ぜたりして、そのまま食べることができます。
ただ、あまり日持ちしないので、残ったら早めに冷凍するのがおすすめです。

食物繊維が豊富なおからですが、不溶性食物繊維が多いので、水溶性食物繊維を含む食品も一緒にバランスよくいただきましょう。

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