太陽の光を浴びて元気いっぱい咲くひまわりや朝顔。
夏には、ダリアや桔梗、睡蓮も美しく花ひらきます。
暑い季節に元気をくれる花、涼を感じさせる花を折り紙で折って楽しんでみませんか?
簡単につくれる夏のかわいい花たちをご紹介します。
ひまわりの折り方
夏の太陽を思わせる黄色くて大きなひまわりの花。
たくさん折って、ひまわり畑にするのも素敵ですね。
この折り方では、両面同色おりがみを使うことで
花びらが全部黄色の色鮮やかなひまわりが作れます。
通常の片面に色のついた折り紙だとこんな感じに。
白い部分を色鉛筆などでぬってもいいですね。
種の部分は、折り紙を1/4サイズに切って使います。
真ん中の四角い紙は簡単に取り外せるので
ちょっとしたお手紙として使うのも楽しいかも♪
朝顔の折り方
爽やかな夏の朝、朝露にぬれて凛と咲く朝顔。
朝顔は、折り紙のなかでも人気のある夏の花です。
花は15㎝四方、葉は10㎝四方の折り紙を使います。
Kamikeyさんの作品は、ポップでかわいいですよね。
葉の部分は、ひまわりの種の部分に使った折り紙の残り(7.5㎝四方)を使ってみました。
最近では品種改良も盛んで、花色も本当にさまざま。
すきな色の折り紙で、色とりどりの朝顔をたくさん折ってみてくださいね。
ダリアの折り方
初夏から咲き始めるとっても華やかなダリアは
鮮やかな大輪で、まわりを元気にしてくれる花です。
夏の女王ダリアは、実は暑さがちょっと苦手。
夏を乗り越えれば、秋まで花を咲かせてくれます。
こちらの折り方は、3枚の折り紙を使います。
のりもご用意くださいね。
立体的な折り方で豪華なダリアですよね。
難しそうに見えますが、折り方はとても簡単です。
このような3つのパーツを折って、
のりで貼り合わせて、一輪の花に仕あげます。
私もピンク系でダリアの花をつくってみました。
ダリアは花色がとっても豊富で、青と緑以外はほとんどの色がそろっています。
黒蝶という黒っぽい魅惑的なダリアもあるんですよ。
桔梗の折り方
秋の季語、また秋の七草でもある桔梗ですが
開花期は6月から8月ごろで、夏に咲く花です。
美しい花姿の桔梗は古くから親しまれていて
明智光秀など武将の家紋にも多く用いられています。
まずは花を折り、
次に、葉とガク折ります。茎はまるめて作り
それぞれをボンドでくっつけて完成させます。
https://youtu.be/YnY58VtE5Cs
折り紙で桔梗を折るのは結構難しいのですが
こちらの折り方でなんとか折ることができました。
青紫の代表的な伝統色の桔梗色(ききょういろ)は
青みを帯びた紫で、平安時代から愛されていた色名。
白やピンクの花色もあり、八重咲きもあるんですよ。
睡蓮の折り方
夏の夜明けからゆっくりと花ひらく、幻想的な睡蓮。
睡蓮も、7月から8月にかけて咲く夏の花です。
こちらの睡蓮は、折り方自体はとても簡単です。
花びらを裏返すところだけ(2:15~)やさしくゆっくりと扱ってみてください。
睡蓮って、白やピンク、黄色のイメージがありますが、こんな青い睡蓮もあるんですね。
こんな美しい睡蓮、いつか育ててみたいです。
さて。私もブルー系の折り紙で折ってみました。
美しく清らかな蓮は天上の花にたとえられています。
仏壇にお供えする仏花と一緒に飾ってもいいですね。
おわりに
暑い夏に咲いてくれる花はたくさんありますが、代表的なひまわりや朝顔、ダリアのほか、涼し気な雰囲気の桔梗と睡蓮の折り紙もご紹介しました。
昔なつかしい折り紙。
久しぶりに折ってみると楽しいものですね。
暑い季節や雨の日、心静かに過ごしたい日など、折り紙を折ってみてはいかがでしょうか。