暑い夏、体にたまった熱を下げてくれるきゅうり。
この季節になると、新鮮なきゅうりをたくさんいただいたり収穫できたりしますよね。
私も、実家からたくさん届くのですが、これがなかなか食べきれなくて・・・
でも大丈夫。きゅうりを長期間保存する、簡単でおすすめの方法があるんですよ。
きゅうりは冷凍保存できる?
95%以上が水分でできているきゅうり。
栄養は決して多いとは言えないかもしれませんが、体を冷やしてくれる効果があったり、みずみずしい味わいで、暑い夏でも食べやすい野菜ですよね。
きゅうりは、ラップで包んで野菜室に立てて入れておけば、4~5日は冷蔵保存が可能です。
また、長期保存したい場合は、スライスして水気をしぼり冷凍保存することもできます。
でも、きゅうりをたくさん収穫したりもらったとき、もっと簡単に冷凍したいですよね。
夏野菜のなかでも特に水分の多いきゅうりは、スライスしないと冷凍できなさそうですが・・
実は、まるごと冷凍することができるんですよ。
これからは、きゅうりは鮮度のよいうちにまるごと冷凍してラクしてみませんか?
冷凍したきゅうりの冷凍・解凍方法と、解凍後のおいしい食べ方もご紹介します。
きゅうりの冷凍保存方法は?
きゅうりのまるごと冷凍は、カットや塩もみなどせず、そのまま冷凍できるのがよいところ。
フリーザーバッグに直接入れてもOKですが、今回はラップで包んでから冷凍保存します。
きゅうりの冷凍保存の手順
1 きゅうりを洗い、ペーパータオルで水気をふく
2 1本ずつラップでぴったりと包む
3 フリーザーバッグに入れて冷凍する
fa-check-circle冷凍きゅうりの保存期間は、約3~4週間です。
洗って水気をふきとるのも、ラップで包むのも面倒なときは、そのままフリーザーバッグに入れて冷凍し、解凍するときに洗ってもよいと思います。
冷凍きゅうりの解凍方法は?
まるごと冷凍きゅうりは、半解凍がポイント。
完全に解凍してしまうと、水分がどんどん出てみずっぽい食感になってしまいます。
2 水気をしっかりしぼる
3 半解凍されて切りやすくなったらカット
4 水気をさらによくしぼる
切り方は、ぶつ切りや薄切りなど、作る料理にあわせて適当な大きさに切ってくださいね。
食感もそれぞれ違っておもしろいですよ。
冷凍きゅうりの食べ方は?
半解凍したきゅうりは、そのまま食べてもOK。
薄切りにしたものを、冷ややっこや冷やし中華に乗せて、食べる直前にテーブルへ。
また、冷凍きゅうりを大きめに切って、ピクルスや浅漬けにしてもおいしくいただけます。
作り方は、半解凍してカットしたきゅうりを、ピクルス液などの漬け汁に漬けるだけです。
冷凍きゅうりのスムージーもおすすめfa-thumbs-o-up
まるごと冷凍したきゅうりをポキポキ折って、
バナナやセロリとジューサーにかけるだけです。
こちらのレシピ、私もさっそく作ってみました。
冷凍きゅうりは1分流水にあてて3㎝くらいに折り、水気はしぼらずにジューサーにポン。
材料は、冷蔵庫にあったバナナ小1本と牛乳100㎖だけ加えて作りました。
青くささもなく、おいしかったですよ♪
簡単で手軽にきゅうり1本食べられました。
これならきゅうりの酵素もたっぷり摂れるので、ダイエットにもよさそうですね。
おわりに
水分の多いきゅうりは冷凍保存できなさそう・・
と、私も思っていたのですが、意外や意外。
スライスしても、まるごとでも冷凍できるんです。
きゅうりはカロリーが低く、ビタミンCやミネラルなど、暑い夏に摂り入れたい栄養も少量ですがバランスよく含んでいます。食欲がないときでも、さっぱりして食べやすいですしね。
きゅうりは、まるごと冷凍すれば3~4週間保存可能。
食べきれないときは、ぜひ新鮮なうちに冷凍して、おいしくいただきましょう。