桜の満開って何分咲きのこと?満開=10分咲きじゃない?

待ちに待った桜が開花し、桜前線は順調に北上。
お花見を楽しみにしている方も多いことでしょう。
桜は花の咲き具合によって、三分咲きとか七分咲きなどと表しますよね。
ところで、桜の満開は何分咲きかご存知ですか?

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桜の開花宣言

桜の開花宣言は、気象台の方が、開花の目安となる5輪の開花を標本木で確認して行われます。

日本中が楽しみにしている瞬間ですね。
桜の開花から葉桜になるまで、テレビでも毎日桜の話題でもちきりです。

桜前線のニュースでは、桜の咲き具合を三分咲きとか、七分咲きなどと表しているのをよく聞きますが、こちらも全国の標本木を基準にし樹冠の開いている花の数の割合で判定されます。

それでは、満開の桜とは、何分咲きの状態のことを言うのでしょうか?

桜の満開は何分咲き?

満開の桜と聞くと、十分咲き?と思いがちですが、
満開の状態とは、八割の花が開いた八分咲きのことを言います

ちょうど最初に咲いた花びらが散り始めるころ。
八割の花が咲いたこのころの桜が美しく、八分咲き=満開とされています。

確かに、すべての桜の蕾が開くまで待ってたら、最初に咲いた花から順に散ってしまうし、蕾が残っている八分咲きくらいがきれいで見応えがありそうですね。

桜の咲き具合について

桜の咲き具合の○分咲きというのは、標本木の開いている花の数の割合で決まります。
開花から葉桜まで、順にご紹介しますね。

開花
標本木で5輪以上の花が開いた状態を言います。
日本中で、まだかまだかと待ちわびる瞬間です。

三分咲き
標本木の約三割の花が開いた状態を言います。
七割がまだ蕾の状態です。

五分咲き
標本木の約五割の花が開いた状態を言います。
このころからお花見も十分楽しめそうですね。

満開・八分咲き
標本木の八割以上の花が開いた状態です。
満開になると最初に咲いた花びらが散り始めます。

散り始め
花びらが散り始めた状態をいいます。
風に舞う桜吹雪が美しく、私の大好きな瞬間です。

葉桜
花が散り、若葉が出始めたころから葉桜と言います。
ソメイヨシノが散ってしまっても、そろそろ八重桜が咲き始めるころです。

開花から満開まではどのくらい?

桜が開花すると、満開になり散ってしまうまで、あっという間に感じてしまいますよね。

開花してから満開になるまで、桜は日々の気象状況の影響を大きく受けます。

また、地域によっても異なり、北上するほどその期間は短くなりますが、一般的には、開花から満開まで約一週間と言われています。

開花から満開まで
九州~東海、関東地方・・・約7日
北陸、東北地方・・・約5日
北海道・・・約4日

花冷えで気温が下がると、桜の花も長持ちしますが、雨が降ると早く散ってしまいます。

天候に大きく左右されますが、満開から一週間くらいは桜を楽しめそうです。

おわりに

桜の満開って、十分咲きではなく、八分咲きの状態のことを言うんですね。
八分咲きの満開の桜も美しいですし、風に舞い散ってゆく散り始めの桜も風情があります。
春は天候が変わりやすいですが、桜の開花期間、お天気が持って、一日でも長く桜を眺めていたいですね。

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