
食パンなどの袋をとめている白や水色の留め具。
何という名前かご存知ですか?
埼玉にある会社で年間30億個も製造しているアレ。
名前が出てこないけどちょっと気になる、そんなアレについてくわしくご紹介します。
パンの袋をとめるやつの名前は?
食パンなどの袋についている、白や水色の留め具。
その名前は、バッグクロージャー。
製品名はクロージャーです。
これ、バッグクロージャーって言うのか‼️
そして作ってるの埼玉の川口だけって!埼玉すごいぞ https://t.co/02q9sav5xN
— はっぱ (@happapom) 2019年3月13日
英語名は、Bread clip(s), ブレッドクリップ。
クロージャーは、アメリカのクイック・ロック社が発明した製品で、日本では国内で唯一、埼玉県川口市にあるクイック・ロック・ジャパン株式会社が製造しています。
バッグクロージャーとは?
クロージャーとは、食パンなどの袋を留めるプラスチック製の留め具です。
もともと、りんごの袋詰めの口を閉じる方法として考案されたもので、1952年にアメリカで誕生しました。りんご生産者のあいだで広がり、現在ではパンのほか、野菜や果物の包装にも使われているそうです。
日本では、会社が設立された1983年から流通し始めました。国内生産のクロージャーは、川口市にある2つの工場で年間約30億個も作られています。
今まで何気なく使い捨てにしていたけれど、国産のクリップだったとは!
国内生産の ‟J-NRP”クロージャーという製品は、立体商標も取得しているそうです。
クロージャー自体はアメリカで特許を取得していて、国産の製品のほか、海外生産にもいろいろな種類のクロージャーがあります。
バッグクロージャーの使い方は?
クロージャーは、商品を確実に結束することができ、「開ける・閉じる」が誰でも簡単にできるのが優れた特徴のひとつです。
ところで、正しい開け方、閉じ方ってご存知ですか?
クロージャーには、クイック・ロック・ジャパンが推奨する正しい使い方があるんです。正しく使えば、これほど便利な留め具はありませんよ。
私は、袋を閉じる方法はなんとなく合っていたけど、開け方は自己流でやっていました。
次からは、クロージャーの下に指を入れる方法で開けてみたいと思います。
バッグクロージャーの色と形
クロージャーは、利便性と機能性に優れた、消費者にもやさしい結束ツール。
材質はポリスチレンでできていて、衛生的でやさしい素材になっています。
どんな袋もしっかり留められるように、サイズや形状、穴の形などラインナップもさまざま。
白と水色のイメージしかないけど、色も7色あるんですね。
穴の部分の形にも種類があって、なかにはハート型も♪
今度クロージャーの付いたパンを買ったら、よく見てみたいなと思います。
みなさんもだんだん興味がわいてきませんか?
国内生産・海外生産のクロージャーラインナップはこちらからどうぞ。
おわりに
日本中に流通するパンの袋を閉じているバッグクロージャー。
今までパンを食べ終わったあとはポイっと捨ててしまっていたけれど、国産で丁寧に作られていると思うと、なんだかもったいない気がしてきました。笑
なにか違う使い方で再使用して、いろいろな用途で使ってみるのもいいですね。