二十日で収穫できるという小さな丸いラディッシュ。
色鮮やかな赤色の皮にはポリフェノールがたっぷり。
美味しくて栄養豊富なラディッシュですが、葉っぱの部分も食べられるのでしょうか。
ラディッシュの葉に含まれる栄養や、おいしい食べ方、人気レシピもご紹介します。
もくじ
ラディッシュの葉は生で食べられる?
彩りがよくて可愛くておいしいラディッシュ。
種をまいてから20日程度で収穫できることから、二十日(ハツカ)大根とも言われます。
生で食べるのはもちろん、加熱もできて、いろいろな調理法で食べられる便利な野菜ですが
ところで、葉の部分ってどうしていますか?
つい捨てがちなラディッシュの葉の部分も、根と同じように生でも食べられるのでしょうか。
ラディッシュは、根だけでなく葉も食べられる野菜。ラディッシュの葉はやわらかく、えぐみも少なくので、生のまま食べることができるんです。
赤い根にはポリフェノールなどの栄養が豊富に含まれていますが、葉にも栄養たっぷり。
葉を捨てるなんて、すごくもったいないです。
ラディッシュの葉は、生のままサラダにしてもおいしく食べられますし、根と同じように、いろいろな調理法で食べることができます。
ラディッシュの葉の食べ方は?
ラディッシュの葉は、やわらかいものはサラダにするなど、そのままで食べられます。
すこし大きめで硬そうな葉は、さっとゆでておひたしにしたり、和えものに。塩もみして浅漬けにしたり、根と一緒にマリネやピクルスにしてもいいですね。
そのほか、サっとソテーしたり、パスタやオムレツに加えたり、もっと手軽な食べ方では、お汁やスープの具として加えてもおいしくいただけます。
ラディッシュの葉を使ったレシピ
栄養たっぷりで、いろいろ使えるラディッシュの葉。
無駄なくおいしく使う人気のレシピをご紹介します。
ラディッシュに鰹節と醤油をかけて
おいしいラディッシュをシンプルに食べるレシピ。
スライスして、かつお節と醤油をかけるだけです。
大根なので、和の材料がとてもよく合います。
簡単*鰹節と醤油だけ♪丸ごとラディッシュ by MI‐RIN
ラディッシュとツナのサラダ
ツナとマヨで和えたラディッシュの彩りサラダです。
ラディッシュの葉もモリモリ食べられそう。
ピーナッツも入って、香ばしさと歯ごたえも◎
さっぱりラディッシュとツナのサラダ by アンナinドイツ
ラディッシュの葉の胡麻和え
ラディッシュの葉で作るおいしい胡麻和えです。
赤い根の部分も一緒に和えてもよいかもしれません。
歯ごたえが残るように、サっとゆでてくださいね。
捨てないで☆ラディッシュの葉の胡麻和え by lilac
ラディッシュの葉の味噌汁
ラディッシュの葉をお汁に入れる簡単なレシピです。
やわらかくてクセもなく、おいしいですよ。
ラディッシュの葉っぱで味噌汁☆ by エイビーズ
ラディッシュのペペロンチーノ
ラディッシュの葉を無駄なく活用したレシピです。
オリーブオイルとニンニクのシンプルな味つけだけで
おいしくて、栄養もたっぷりのパスタです。
ラディッシュの葉のペペロンチーノ by NumaYuu
ラディッシュの葉のふりかけ
ご飯がすすむラディッシュの葉のふりかけです。
ごま油でしんなり炒めて、かつお節とごまをプラス。
お豆腐に載せてもおいしいですよ。
ラディッシュの葉でふりかけ♬ by ルイタン
ラディッシュの葉は、シンプルに生で食べたり、サラダや和え物に。汁ものやパスタの具にしてもおいしそうですし、ふりかけにすれば緑黄色野菜の葉もたくさん食べられそうですね。
ラディッシュの葉に含まれる栄養
カブみたいなラディッシュは、実は大根の一種。
大根に含まれる消化酵素のジアスターゼが、ラディッシュの根にも多く含まれています。
また、ポリフェノールの一種のアントシアニン、葉酸やビタミンCなど、ラディッシュの根には女性に嬉しい栄養がとっても豊富です。
気になるラディッシュの葉は、緑黄色野菜。
なので、もちろん葉の部分にも栄養たっぷりです♪
β-カロテンやビタミンC・ビタミンEなどのビタミン類、カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルが豊富で、特にβ-カロテンはとても多く含まれています。
ラディッシュの葉には、赤い根の部分からは摂取できない栄養がたっぷりなので、根と同じように、ぜひ葉っぱも料理に活用してみてくださいね。
ラディッシュの葉の保存方法
このように、葉にも栄養たっぷりなラディッシュ。
ただ、葉の部分は根よりも傷みやすく、新鮮なうちに早めにいただくのがおすすめです。
すぐに食べない場合は、まず、葉を切り落として、根の部分と分けておきます。それから、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙に包み、冷蔵庫で保存します。
おわりに
ラディッシュは、根も葉もおいしく食べられます。
私も葉つきのラディッシュを実家からたくさんもらうのですが、生のまま食べるのが一番すきです。炒めるときは、シャキシャキした食感が残るようにサっと加熱するのがおすすめです。
ラディッシュの葉には、根にはないビタミン・ミネラルも豊富なので、葉っぱは捨てず、新鮮なうちにラディッシュまるごとおいしく調理してみてくださいね。