紫陽花の種類で人気のアナベルはどんな花?ピンク色や八重咲もある?

てまりのようにこんもりと咲く白い紫陽花アナベル。
ブルーやピンクの紫陽花も素敵ですが、移ろう花色のアナベルが大好きです。
定番の白いアナベルのほかにも、ピンク色や八重咲きのアナベルもあるんですよ。
そんなアナベルについてくわしくご紹介します。

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アナベルとはどんな紫陽花?

紫陽花のアナベルは、北アメリカ原産の落葉低木。
ワイルドハイドランジアを改良して作られた園芸品種のアメリカアジサイです。
 

真っ白な小さな花がたくさん集まり、てまりのようなこんもりとした花姿は美しく、繊細で存在感もある、私も大好きな紫陽花。

暑さや寒さにも強いので育てやすく、特別な管理をしなくても毎年よく開花します。

アナベル Annabelle
学 名:Hydrangea arborescens 'Annabelle' ユキノシタ科
科・属:アジサイ科・アジサイ属
別 名:アメリカノリノキ
原産地:北アメリカ
開花期:6~7月頃

花言葉はひたむきな愛辛抱強い愛情
小さな花が寄り添い、雨にうたれても健気に咲く純白のアナベルにぴったりな花言葉ですね。

アナベルの花色の変化

白くてこんもりとした花を咲かせてくれるアナベル。
咲き進むにつれて変化していく花色にも癒されます。
 

咲き始めは淡いグリーンで、満開になると真っ白に。
そして花後は再びグリーンに変化していくアナベル。
秋ごろまで長く楽しめ、冬には黄色く紅葉します。 

アナベルは、時間とともに変化する花色から、秋色アジサイとも呼ばれます。
切り花にしてお部屋に飾ったり、ドライフラワーにもおすすめの紫陽花です。
 

アナベルのドライフラワー

アナベルは、ほかの紫陽花に比べて水分が少なく、ドライフワラーにしやすい品種です。

また、花が終わったあと、切らずに花をつけたままにしておくと、枝先でもドライフラワーのような雰囲気のある花殻を残します。

ドライフワラーにするには、花が終わってすこしカサっとしてきたころに切り取ります。
クラシカルな色合いがとっても素敵ですよね。

ピンク色のピンクアナベル

アナベルにはピンクの花が咲く品種があります。

ピンクアナベルはつぼみのころからピンク色で、咲き始めからやさしい色合い。
満開を過ぎるとおしゃれな秋色に変化し、ドライフラワーにしてもとてもきれいです。

 
厚さやさ寒さに強く、丈夫で育てやすい紫陽花。
切り戻しをすると返り咲きもするそうですよ。
 

白のアナベルと同じように、繊細に変化するシックな花色と、存在感のあるてまりのような大きな花房がとっても素敵な紫陽花です。

八重咲きのアナベル

アナベルには可愛い八重咲きもあります。
名前は、ハイエススターバースト。
ヘイズスターバーストとも言います。

グリーンのつぼみはアナベルと似ていますが、咲き始めはガクアジサイのように外側から開花。淡いグリーンから白に変わり、満開になるとこんもりと素晴らしい花つきを見せます。

そして、花後は再びグリーンに。
秋ごろまで、長いあいだ楽しめます。

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アナベルと同様に、強くて育てやすい紫陽花。
もちろんドライフラワーとしても楽しめます。
私もいつか育ててみたい紫陽花のひとつです。

アナベルの剪定時期

アナベルは、今年伸びた新しい枝に花を咲かせます。

一般的な紫陽花は、その年に伸びた新しい枝には花をつけない性質があるので、花後の7月に剪定します。アナベルも同じように剪定してしまうと、花の咲かない枝が伸びて翌年の花数が少なくなってしまうので、剪定時期にだけ注意が必要です。
 
https://youtu.be/EQJHcQc7p8s
アナベルは、春先から伸びた枝に花芽がつきます。
そのため、アナベルは2月~3月までに剪定します。
切りつめてもいいし、この時期に剪定しても初夏にはまた素敵な花を咲かせてくれます。
 

 
また、アナベルを挿し木にして増やしてみるのも楽しみ方のひとつですよね。
私もいま、アナベルの挿し木に挑戦中です・・・

おわりに

真っ白でまるくて、移ろう花色が美しいアナベル。
グリーンになるまで長く楽しめるし、ドライフワラーにして飾れば毎日楽しめますね。
白いアナベルのほかにもピンクや八重のアナベルも。
憂鬱な雨の季節もアナベルにきっと癒されますよ。

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