大葉とも呼ばれる青じそは、和ハーブの代表ですよね。
栄養価も高く、美容と健康にとっても効果的な青じそ。
天ぷらやしそ巻き、おにぎりやパスタに入れてもおいしいし、薬味として使う時にも、ちょっとあると便利ですよね。
青じそは、プランダー栽培でも、簡単に育てることができるんです。
今年の夏は、ぜひ大葉を育てて、摘みたてを味わってみませんか?
今回は、初めての方にも育てやすい、苗からの栽培方法をご紹介したいと思います。
植えつけ時期と苗の選び方
青じその苗は、4月から5月に、園芸ショップなどに出まわります。
苗の植えつけは、5月から6月中におこないます。
種からも育てられますが、初めて育てる方は、苗から育てるのがおすすめです。
1ポットでも、夏場からどんどん葉が増え、たくさん収穫できますよ。
苗を選ぶポイントは、香りがよく、ガッチリと育っているもの。
茎がしっかりていて、葉のつやのよい苗がいいですね。
葉をやさしくさわってみて、香りのよい苗を選んでみてください。
それでは、青じその苗を植えつけてみましょう♪
青じそをおいしく育ててみよう
青じそは暑さに強く、生育旺盛なので、初めての方でも育てやすいです。
水やりや日当たりに気をつければ、たくさん収穫できますよ。
苗を植えつけよう
青じそは、水はけがよく、保水力の高い土に植えつけます。
初心者の方は、元肥入りの野菜用培養土を使うとよいでしょう。
肥料の入ってない培養土の場合は、元肥を混ぜてくださいね。
苗がまだ小さい場合は、本葉が4枚以上になってから植えつけます。
1. 鉢に鉢底石を敷き、培養土を入れます。
2. 根鉢をくずさないように植えつけます。
3. 株元を軽く押さえ、たっぷりと水をあげます。
水やりと日当たりについて
大葉は、乾燥が苦手です。
土の表面が乾ききってしまう前に、たっぷりと水をあげましょう。
夏の水やりは、午前中がおすすめです。
土が乾いてしまうと、生育が悪くなったり、葉が硬くなってしまいます。
梅雨明け後、夏の暑い時期には特に、水切れしないように注意しましょう。
水やりの時、葉や葉の裏にもかけてあげると、ハダニの予防になります。
大葉は、日当たりがよいほうが生育はよいのですが、葉が硬くなってしまいます。
やわらかい葉にしたい場合は、半日陰に置くのがおすすめです。
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肥料について
植えつけして2週間後から、追肥していきます。
2週間に1回程度、水やりと一緒に、液肥を与えます。
葉もの用の液体肥料がおすすめです。
摘芯&収穫しよう
青じその葉は、6月下旬から夏の終わりまで収穫できます。
高さが30cmくらいに生長したら収穫しますが、もっと葉を増やすために、摘芯という作業をおこないます。
摘芯
青じその高さが20㎝くらいになったら、てっぺんを摘芯します。
茎の上のほうに、小さな脇芽が出てきますので、その上の部分をカット。
こうすると、脇芽がぐんぐん生長し、たくさんの青じそが収穫できますよ。
収穫のポイント
摘みとる時は、下から順に、若い葉を一枚ずつ収穫していきます。
そうすると、茎の節のところから芽が出て、また大きく育っていきます。
たくさん葉がついている茎をバチっと切ってしまうと、次の葉が育っていきません。
下の方の葉は光合成を行うために、少し残しておくとよいそうです。
また、収穫時には摘芯も兼ねて、脇芽の上でカットしてあげてくださいね。
おわりに
健康効果や美肌効果もある青じそ。
食べたい時に、お家で収穫できたら嬉しいですよね。
苗から育てると簡単ですので、まずは、香りのよい苗を選ぶこと。
そして、水やりや日当たりに気をつければ、夏の間、おいしい青じそが楽しめますよ。
ベランダでも気軽に育てられるので、ぜひ挑戦してみくださいね。
自分で育てた青じそは、一段とおいしいはずですよ♪