ゴーヤの食べ頃の見分け方と1ヵ月日持ちさせる冷凍保存の方法は?

夏野菜の王様とも言われる栄養たっぷりのゴーヤ。
夏バテ予防や疲労回復にも効果的なので、暑い夏にはぜひ食べたい食材のひとつです。
今回は、新鮮でおいしい食べ頃のゴーヤの見分け方と、冷蔵や冷凍でゴーヤを長く日持ちさせる保存方法をご紹介したいと思います。

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ゴーヤの食べ頃の見分け方は?

ビタミン・ミネラルが豊富な夏野菜のゴーヤ。
苦み成分のモモルデシンにも、体に嬉しい多くの作用があり、夏バテ予防に効果的です。

ゴーヤは、新鮮なほど栄養価が高いのですが、その分苦味も強いのが特徴。ただこの苦味は、塩もみしたり下茹ですることでやわらぐので、ぜひ新鮮なゴーヤを選んでみてくださいね。

新鮮なゴーヤは、ツヤのある鮮やかな濃い緑色。
大きさのそろった小さめのイボが密集していて、硬くて重みのあるものを選びましょう。
 

一番おいしい食べ頃も、ツヤのある濃い緑色のもの。
収穫するときも、ツヤがよくなり表面のイボがはっきりしてきたころが目安になります。

新鮮さよりも、苦味の少ないものを選びたいときは、薄い緑色でイボが大きいものを。

また、苦味の強いものは炒めてチャンプルー、苦味の少ないものはサラダといったふうに、調理方法で選ぶことで、よりおいしくいただけます。

ゴーヤを日持ちさせる保存方法

意外に傷みやすくて、あまり日持ちしないゴーヤ。
せっかく食べ頃のゴーヤを選んだら、上手に保存して、おいしくいただきたいですね。

ゴーヤは、2日くらいなら常温保存でもOK。
ゴーヤを熟させずに日持ちさせたい場合は、冷蔵や冷凍で保存するのがおすすめです。

ゴーヤの冷蔵保存

ゴーヤは、種とワタの部分から傷みはじめます。
冷蔵保存する前に、種とワタを取っておきましょう。

ゴーヤの冷蔵保存方法
1 ゴーヤを縦半分に切り、種とワタを取り除く
2 キッチンペーパー ⇒ ラップで二重に包む
3 切り口を下にして、野菜室で保存する

冷蔵保存の期間は、1週間から10日です。

ゴーヤの苦味が苦手な人は、白いワタをスプーンでしっかり取り除いておきましょう。
また、調理前に塩もみしたり下茹ですることで、苦味がかなりやわらぎます。

ゴーヤの冷凍保存

ゴーヤは、冷凍で長期保存することができます。

5㎜くらいの厚さにスライスして、生のまま袋に入れて冷凍するだけなので、とっても簡単。
ゴーヤの苦味が苦手な人は、下処理(塩もみや下茹で)をしてから冷凍してくださいね。

ゴーヤの冷凍保存方法
1 ゴーヤを縦半分に切り、種とワタを取り除く
2 使いやすい大きさ・厚さにスライスする
3 フリーザーバッグに並べて入れる

冷凍保存の期間は、1ヵ月です。

冷凍したゴーヤを使うときは、凍ったまま調理。
すこし歯ごたえはやわらかくなりますが、ゴーヤに多く含まれるビタミンCは熱に強く、加熱しても壊れにくいと言われています。

抗酸化作用の強いビタミンCは、熱中症予防や紫外線による日焼けのケアにもかかせません。

食べ過ぎは×ですが、適量なら栄養満点のゴーヤ。
冷蔵や冷凍で上手に保存して、暑い季節を乗り越えるために役立ててみてくださいね。
 

おわりに

夏バテ予防や疲労回復効果のある夏野菜の王様。
食べ頃のゴーヤは、鮮やかな濃い緑で、小さいイボが密集した硬くて重みのあるものです。
苦味は強いですが、栄養価は高いので、新鮮なゴーヤをおいしく調理していただきましょう。

冷凍すれば1ヵ月はもつのでおすすめですよ。
暑い夏には、栄養たっぷりの新鮮なゴーヤを食べて、元気に過ごしたいですね。

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