八重咲きペチュの新品種、朝倉ろまんのさくらラテ。
やわらかくやさしい色合いとふわふわの花びらが可愛くて、とっても気に入っています。
そんなさくらラテのご紹介と育て方、そして栽培記録。
苗の植えつけや切り戻し、開花状況や夏越しなど、更新していきたいと思います。
朝倉ろまんシリーズのさくらラテ
くしゅくしゅの花びらと可愛い花色のさくらラテ。
朝倉ろまんシリーズの八重咲きペチュニアです。
寄せ植えにも合わせやすい中輪花。
朝倉ろまんは、福岡県朝倉市の生産者さん、平田さんが作られたペチュニアのシリーズ。
オリジナル性と株の丈夫さを追求された品種です。
今回ご紹介するさくらラテは、朝倉ろまんリーズの新品種で、遺伝子検査済みのペチュニアになります。
科 目 : ナス科
分 類 : 半耐寒性一年草
開花期 : 春~秋(4月~10月)
草 丈 : 10~30㎝
耐寒性 : やや弱い
耐暑性 : 強い
日 照 : 日なた
ラテシリーズはネットで知って気になっていた品種。
何軒かショップをまわり、やっと見つけてきました。
3種ともとっても素敵だけど、今回はさくらラテに。
春から秋まで長~く楽しめるので、これからベランダで育てていきたいと思います(2019.5)
朝倉ろまんシリーズさくらラテの育て方
さくらラテの育て方は、一般的なペチュニアと同じ。
夏の暑さにも強く、丈夫で育てやすい花です。
水やりと肥料、蒸れに気をつけて育てていきます。
日当たりと置き場所
ペチュニアは、おひさまが大好きな花。
半日以上、日の当たる場所で管理します。
日光が不足すると、つぼみが落ちたり、花つきが悪くなってしまいます。
また、風通しをよくしてあげることもとても大切。
多湿がすこし苦手なので、梅雨の時期は、株が茂って蒸れないように、風通しよく適宜カットします。
用土と肥料
土は水はけのよい土を使用します。
花用の培養土でもOKです。
ペチュニアは春から秋まで咲き続けるので、肥料切れを起こさないように肥料を与えます。
1ヵ月に1回緩効性の置き肥を追肥するか、液体肥料を1~2週間に1回施しましょう。
水やり
水やりは、表面の土が乾いたら、たっぷりと。
なるべく株元に、鉢底から流れ出るくらい与えます。
特に、真夏は水切れしないように注意し、同時に過湿にも気をつけましょう。
花がら摘み
咲き終わった花は、こまめに摘み取ります。
花がらをそのままの状態にしておくと、病気の原因となる場合があります。
摘芯
ペチュニアは、枝の先端に花をつけます。
生長が早くどんどん伸びていくばかりなので、摘芯(ピンチ)して枝分かれさせます。
プロトリーフの金子さんの説明がとてもわかりやすいので、参考になさってください。
https://youtu.be/09GnBxj4wDI
摘心とは茎の先や中間をカットして、脇芽の成長を促すこと。
摘心をすることで脇芽が増えていき、たくさんの花を楽しめます。
切り戻し
枝が伸びると、株元に花や葉が少なくなります。
株元の葉を数枚残し、切り戻しをすることで、新たに生長した芽から再び花を咲かせます。
切り戻しは、梅雨前におこないます。
半分の高さまでバッサリ切ることで蒸れも防げます。
そのあとも何度か切り戻すことで、秋まで繰り返し開花し、大株に育っていきますよ。
植えつけと植え替え
ペチュニアの植えつけの適期は、4月下旬から5月。
梅雨入り1ヵ月前までに植えつけておきます。
鉢植えの場合は、ひと回り大きい鉢に、鉢底石と草花用培養土を入れて植えつけます。
とっても生育旺盛なペチュニア。
すぐに根がまわってしまうので、根を軽くほぐし大きめの鉢に植え替えます。
植え替えの適期も、4月から5月。
ナス科のペチュニアは、連作障害が起きやすいので、新しい土を使いましょう。
増やし方
ペチュニアは基本的に一年草扱いですが、冬越しできれば翌年以降も育てることができます。
ただ、冬越しはなかなか難しく、新しい苗を購入するのがおすすめです。
ペチュニアは挿し芽で増やすこともできます。
適期は、4月から7月上旬ごろ。
冬越しのために苗をつくっておく場合は、9月から10月に挿し木します。
朝倉ろまんシリーズさくらラテの生長記録
5月の中旬ごろに購入したさくらラテ。
すでに枝が伸び、株元がさみしい感じです。
いったん植えつけて、切り戻ししたいと思います。
fa-heart2019.5/27 切り戻し
梅雨も近いし、結構バッサリと切り戻し。
切り戻した枝は、挿し芽してみました。
fa-heart2019.6/13 開花
切り戻しから約2週間。
株元の葉も増えてきて、花もやっと咲きました。
とってもかわいい花色です。
つぼみもたくさん♪
fa-heart2019.6/24
切り戻しから4週間。
株全体がふんわりと大きくなってきました。
fa-heart2019.7/1
1週間後。つぼみがどんどん開花して満開です。
中国地方では、先週6/27にやっと梅雨入り。
株が蒸れるので、再び切り戻ししようと思います。
fa-heart2019.7/2 切り戻し
花がもったいないけれど、バッサリ切り戻しました。
これで梅雨のじめじめや蒸し暑さも大丈夫かな。
お礼肥として、緩効性の置き肥を施しました。
引き続き更新していきます♪